1/3
よくある異世界転移……？
夜の住宅街をとぼとぼ歩く。
「あ〜、なんか面白いことないかなぁ。」
そんなことをボヤキながらため息をつく。
毎日のようにアルバイトをして、得た給料を生活費にほとんどもっていかれると、気も滅入るというものだ。
月２、３回レートの低いパチンコで遊ぶのが唯一の楽しみ。それも大抵鳴かず飛ばず。今日もやはりそんな日だ。
「はぁ、メシ買って帰ろ……」
そう言っていつもと少し違う空を見てまた歩き出す。
そういえば朝のニュースでもやってたし、バイト先のおばちゃんも今日は流星群が見られるとか言って興奮してた気がする。
だが俺はさっぱり興味なしだ。
それで何かが変わるわけもないのに何が面白いのか。
そんなことを思いながら歩く30歳。
なんてつまらないんだろう。
そう思いながら歩いていた時。
（ゴツンっ）
「クッソ、いってぇ……」
何かが頭に当たり痛みで目を閉じ踞る。
夜だと言うのに目を閉じていてもチカチカして、明るく思えるほどだったので、かなりの勢いだったようだ。
そして、頭をさすりながら立ち上がり歩き出そうとしたが…………
「なっんじゃぁこりゃぁぁぁ！！！」
目の前には見たことの無い光景が広がっていて、辺りが明るくなっていたのだった。
皆さんこんばんちは！こういうのに投稿するのは初めてで読みずらいとは思います。そして作者は極度の面倒くさがりなので投稿頻繁にできないかもですが極力沢山投稿したいと思ってます！良かったら読んでやってください！
