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第4回 もはや伝統芸能! スーパー戦隊シリーズ プチ解説 Vol.2

 今日も今日とて駄文書き。日々面白いことや楽しいことを求めています。


 今回は昭和の三大特撮ヒーロープチ解説を纏めました。ウルトラシリーズ、仮面ライダーシリーズ、スーパー戦隊シリーズを順番に解説します。


 よろしければごゆるりと。


 本編は tarutaruさん本日のオススメ なろう版 です。よろしければ覗きに来てください。

https://ncode.syosetu.com/n3961hq/


 はいどうも~。


 並みいる敵を次々とねじ伏せる。無双って憧れますよねぇと共感をせがむ今日この頃、

皆さんいかがお過ごしでしょうか。


 これまで世に出たヒーローはカッコよく敵を倒しておりました。強くなくては生きていけない。優しくなければ生きる資格が無い。ハードボイルド小説家 レイモンド・チャンドラー の名言です。おっちゃんもかくありたいと思う所存であります。


 ということで スーパー戦隊シリーズ プチ解説の第2回です。仮面ライダーシリーズ プチ解説の時にも書きましたが、スーパー戦隊シリーズは仮面ライダーシリーズの凋落という不幸から生まれています。


 仮面ライダーアマゾン の視聴率低迷や放送キー局の変更が決まり、急遽空いた放送枠に投入された特撮ドラマがスーパー戦隊 シリーズの第1作である 秘密戦隊ゴレンジャー だったんですね。実は仮面ライダーシリーズ にも初めから5人のライダーを登場させるという案があったそうです。


 しかし、東映の時代劇映画が低迷しだした時にスターを複数共演させる手法を使ってその流れを食い止めようとしましたが、一時的に盛り上がってもそれが逆に時代劇映画人気の終焉を速めたという見解もあり、首脳陣からの大反対の下お蔵入りしてしまったそうです。


 その案を復活させて新たな スーパー戦隊シリーズ として売り出したモノが未だに続いており、逆に 仮面ライダーシリーズ が何回もの製作中断を挟んでいることを考えると、中々考え通りにはいかないものだなぁと思いますね。そんな スーパー戦隊シリーズ から前回の続きをご紹介しましょう。



科学戦隊ダイナマン 1983年

 こちらは科学と夢というテーマで作られたそうで、ダイナミックとダイナマイトといった動きのある言葉をキーワードに企画が立ち上げられたそうです。そんなこともあり、爆発シーンにかなりのこだわりがあったそうです。


 スーパー戦隊シリーズ といえばヒーローが登場するシーンや怪人がやられるシーンでの大爆発が欠かせないイメージがありますが、本作でもナパームや色粉を用いた爆発が用いられ、使用された火薬の量も過去最大だったそうです。


 また、クレーを使ったワイヤーアクションも本作で初めて使われたそうです。色々と先進的な作品だったようですね。



超電子バイオマン 1984年

 この作品は他の長く続くシリーズにも試みられて失敗したテーマ、マンネリからの脱却を掲げられて作られました。その為、〇〇戦隊 という名称ではないんですね。また、この作品では女性ヒーローが2人という新たな構成になっています。


 当初は男性5人でのヒーローという構成から始まったそうですが、スタッフの反対をプロディーサーが押し切って始めた所、これが大好評。このシリーズの次作の会議ではもう女性ヒーロー5人にしようという意見まで出たそうです。手のひら返し過ぎじゃね?w




電撃戦隊チェンジマン 1985年  

 これまで スーパー戦隊シリーズ はファンタジーとして現実の機構と一線を画す組織を意識したSF要素が多いつくりになっていましたが、今作では自衛隊をベースとしたミリタリー性などが取り入れられました。


 逆にストーリーは前作よりも低年齢層に向けたものになり、5人のヒーローの名乗りなど原点回帰した要素も見られます。やっぱりいいものは残っていくんですよ。w 



超新星フラッシュマン 1986年

 この作品では5人のヒーローは幼少期に宇宙人にさらわれ、地球に戻って悪の手から守るという設定になっています。なので、ヒーローが地球の常識に戸惑うなんていうシーンがあって一風変わった感じです。


 この頃のアニメ作品では敵方のストーリーを掘り下げるということで物語を重厚にする手法がとられてきましたが、逆に今作ではヒーローに謎を持たせてヒーローのストーリーを掘り下げるという新たな道を示しました。



光戦隊マスクマン 1987年

 この作品の特筆すべきは胡散臭いOPの出だし。w 今作ではヒーロー5人のそれぞれが武術の達人という設定になっています。実はこの出発点はプロデューサーが見た1枚の写真から始まっています。


 武術の達人が座禅をしたまま宙に浮かんでいるという写真です。オ●ムじゃね?そんな所から出発した為、こんな半笑いが出るようなOPになりました。内容も西洋科学的要素へのアンチテーゼから東洋思想をイメージしたものになったそうです。あくまでイメージですが。w



超獣戦隊ライブマン

 昭和最後の作品になります。今作は東映戦隊モノシーズ10周年ということから新機軸を色々ぶち込むことが決定していました。その為、ヒーローが3人で始まるのもその一環です。中盤から2人のヒーローが登場します。


 本作では スーパー戦隊シリーズ 初の合体ロボットが登場します。しかし、1号ロボはそれを考慮しないデザインだったため、後から登場させる2号ロボをどう合体させるかに非常に苦心したそうです。おもちゃとして販売する側の苦労が偲ばれますね。


 と漸く スーパー戦隊シリーズ の昭和部門をご紹介出来て3大特撮シリーズのご紹介が終わりました。やれやれです。これ以降の作品はおっちゃんの守備範囲外なんでご勘弁を。皆さんも心に眠るヒーローを呼び起こしてみてはいかがでしょうか。




 結局一番途切れることなく続いている理由は自分を投影できるヒーローを複数から選べることなんでしょうか。仮面ライダー も途中からそっちに舵を切りましたし。一つの至高より選べる自由が勝ったって事でしょうか。お得なことに弱い我々庶民の選択ってことで。


 と、ここまで三大特撮シリーズプチ解説でした。いかがでしたでしょうか。もしよろしければ本編の tarutaruさん本日のオススメ なろう版 に覗きに来てください。本編にもちゃんとプチ解説しております。


 今回はこの辺で。でわでわ~。

お読みいただき、ありがとうございました!




少しでも面白い! 続きが読みたい! と思っていただけたら、




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