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その少年、後に神となる。  作者: 涼宮 焔
6/10

第6話 Lv上げ【治癒術】

日曜にも投稿しますよ?

 朝起きて、MPが回復してるかどうかを確認する。ちなみに疲労感は消えた。まぁ、攻撃をくらってただけだからな。


 名前:ツクモ・ニノマエ

 種族:人間

 Lv:10

 HP:550/550

 MP:950/950

 加護:無し

 第1職業:剣士

 第2職業:拳士

 スキル:【鑑定Lv:16】【偽装Lv:MAX】【言語理解】

【アイテムボックス】【地図】

 職業スキル:【剣術Lv:13】【魔法術Lv:10】【拳術Lv:14】

【治癒術Lv:11】

 魔法スキル:【雷魔法Lv:2】【光魔法Lv:7】

【闇魔法Lv:7】【無魔法Lv:1】【治癒魔法Lv:11】

【生活魔法Lv:1】

【詠唱省略Lv:12】【MP上昇Lv:2】【MP回復量上昇Lv:2】

 耐性スキル:【雷耐性Lv:48】【身体的苦痛耐性Lv:48】

 ユニークスキル:【運命改変】


 【MP上昇】がLvアップしたことによって、MP上限が950になっていた。もうすぐ1000だな。【MP回復量上昇】も上がっている。【治癒魔法】以外は初期魔法しか使えないのでありがたみが分からないが、クソ竜のような強敵と遭遇したら【治癒魔法】連続使用なども有り得るからな。


 どうやら、魔法はLv:10になったら次の魔法を覚えるらしい。【治癒魔法】は『ミドルヒール』『エリアヒール』を覚えた。次の魔法は何Lvになるのか分からないが、『ハイヒール』と『エリアミドルヒール』だろうな。初期の魔法は、みんなお馴染みの『ヒール』と『キュア』だ。『ミドルキュア』はどこ行った?


 「耐性スキルの異常なLvを偽装しなくていいのか」と思うかもしれないが、昨日帰ってきたときに偽装し忘れているので、今更だろう。


 まぁいい、今日は依頼報酬を受け取ったあとに、部屋で【治癒魔法】のLv上げをする。職業スキルと魔法スキルを20に上げておきたいからな。治癒系統を先に上げれば死ににくくなる。


「おはよう。依頼報酬って受け取れるか?」

「おはようございます、ツクモ様。ご用意できています」


「ゴブリン26体、コボルト19体、スライムの核が59個。ゴブリンとコボルトが1体につき銅貨3枚、スライムの核が3体につき銅貨2枚。合計、金貨1枚と銀貨5枚と銅貨4枚でございます」

「金貨……ゴブリンとコボルトって強さの割に高くないか?」

「スライムの核は低級ポーションの素材にしかならないため、安価となりますが、ゴブリンとコボルトは魔石を持ちます。魔石というのは魔道具の動力源となります。小さな魔石でも、錬金術士などが居れば合成できますので、やや高値で買い取らせていただいています」

「なるほど。錬金術士ってのもいるのか」


 生産職っているんだな。俺が職業を選ぶときは出てこなかったが。


「部屋の更新もしたいんだが」

「何日ほどでしょうか?」

「1週間で」

「銀貨3枚と銅貨5枚になります」


 部屋の更新も済ませたし、部屋に戻ってLv上げを……。


「ツクモ様。もし、今日も依頼を受けるのでしたら、森へは行かないようにお願いします。雷竜が出没した以上、調査が必要ですので」

「今日は外に出ないが、分かった」


 部屋に戻り、さっそく【治癒魔法】のLvを上げる。初期魔法の『ヒール』『キュア』が10消費するのに対し、『ミドルヒール』と『エリアヒール』は30も消費した。【MP上昇】が無ければ馬鹿にできない。


 今日は魔法を使ってMPを使い切ったら寝て、起きたら飯を食いに行った。


 森へ行けないためなのか、最初に来たときよりも人が多い気がする。黒パンとスープを食べていると、忠告してくれた爽やか系のイケメンが近づいてきた。


「少年!雷竜に遭遇したそうだけど、無事みたいだね」

「忠告してくれてたのに、ガッツリ攻撃を受けたよ」

「災難だったね。なぜ攻撃を受けても無事だったかを聞くのはタブーだよね。前の席に座ってもいいかい?」

「いいけど、俺はすぐに食い終わるぞ?」

「雷竜について教えてくれないか、と思ったんだけど。ダメかな?」

「雷竜についてって言われてもな……話せることは少ないぞ?」

「それでもいいんだ。早速だけど、雷竜の攻撃は雷魔法以外にもあるのかい?」

「雷に耐えてたら、『我が竜爪で斬り裂いてくれる』って言ってたから爪も使えるだろうな。尻尾は多分使ってこないと思う。四足歩行で足短いから、小回りは効かないと思うんだ。ただ、牙とかは使えるだろうな。雷竜だからと言って、雷属性しか使えないってことも無いとは思うんだが、雷しか使ってこなかったな」

「ちょ、ちょっと待ってくれ!!雷竜は言葉を話せるのかい?」

「話してたぞ?」

「今までそんな情報は無かったのに……」

「あと、雷竜は雷神様の加護を持ってるらしいぞ」

「えぇ!?じゃあ、眷属ってことなのかい?」

「眷属が何かは分からないが、雷神様自ら雷竜のことを『アタシの加護を持つ者』って言ってたからな、加護を持ってるのは確実だろうな」

「まさかとは思うけど……神にも遭遇したのかい?」

「あっ。この話は聞かなかったことにしてくれ」


 つい、ポロッと言っちまった。死んだふりしてやり過ごしたことにしてたのに。


「えぇ……言いたくないことがあるなら、これ以上は聞かないけど。眷属だとしたら、かなりまずいね」

「眷属だと、人間に不都合があるのか?」

「いや、無いよ?本来はね。ただの神の眷属だとしたら、人間からしたら信仰の対象さ。でも、僕達アルムの街の冒険者は、雷竜を倒そうとしたことがあるんだ。結局返り討ちにあってその強さを思い知ったわけだが。だから、この街の冒険者のせいで、人間に対して怒りを覚えてる可能性があるわけさ」

「ふーん」

「ツクモ様、その話を詳しくお聞かせいただけませんか?」

「うおっ!?」


 受付のお兄さんが斜め後ろに立っていた。


「驚かせてしまいましたか」

「い、いや、大丈夫だ」

「それで……雷竜が神の眷属であるかどうかの話なのですが」

「詳しくは俺も知らないぞ?相手が加護持ちってことだけしか」

「雷竜が話していたって言ってたし、加護持ちは話せるようになるとか?」

「ふむ……。クライン様、この話を他者に話すことを禁じます。ギルドの方でよく調べてから、お2人に報告しますので」

「僕はそれでいいよ」

「俺はそんなに興味無い」

「ふふ。それでは、私は調べてきます」

「俺も食い終わったし、部屋に戻るよ。クライン?って言ったか?またな」

「またね。ツクモ君」


 お口が滑らないようになるスキルって無いかな?


 部屋に戻り、【治癒魔法】を使い、MPが切れたら寝る。これを3回ほど繰り返してからステータスを見てみた。


 名前:ツクモ・ニノマエ

 種族:人間

 Lv:10

 HP:550/550

 MP:1350/1350

 加護:無し

 第1職業:剣士

 第2職業:拳士

 スキル:【鑑定Lv:16】【偽装Lv:MAX】【言語理解】

【アイテムボックス】【地図】

 職業スキル:【剣術Lv:13】【魔法術Lv:10】【拳術Lv:14】

【治癒術Lv:26】

 魔法スキル:【雷魔法Lv:2】【光魔法Lv:7】

【闇魔法Lv:7】【無魔法Lv:1】【治癒魔法Lv:26】

【生活魔法Lv:1】

【詠唱省略Lv:31】【MP上昇Lv:4】【MP回復量上昇Lv:4】

 耐性スキル:【雷耐性Lv:48】【身体的苦痛耐性Lv:48】

 ユニークスキル:【運命改変】


 目標のLv:20を超えていた。MP上限も1000を超えた。【MP上昇】は、使い切ったら必ず上がるほど甘くはなかった。明日は属性魔法のLv上げだな。


 今日は、また【光魔法】と【闇魔法】を交互に使ってMPを使い切って寝る。今日は何回寝たのだろうか。それでも寝れてしまう疲労感がやばいな。


――――――――――――――――――――――――


 名前:ツクモ・ニノマエ

 種族:人間

 Lv:10

 HP:550/550

 MP:0/1350

 加護:無し

 第1職業:剣士

 第2職業:拳士

 スキル:【鑑定Lv:16】【偽装Lv:MAX】【言語理解】

【アイテムボックス】【地図】

 職業スキル:【剣術Lv:13】【魔法術Lv:16】【拳術Lv:14】

【治癒術Lv:26】

 魔法スキル:【雷魔法Lv:2】【光魔法Lv:13】

【闇魔法Lv:13】【無魔法Lv:1】【治癒魔法Lv:26】

【生活魔法Lv:1】

【詠唱省略Lv:33】【MP上昇Lv:4】【MP回復量上昇Lv:4】

 耐性スキル:【雷耐性Lv:48】【身体的苦痛耐性Lv:48】

 ユニークスキル:【運命改変】

ゲリラ投稿です

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