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21.ドアの向こうで
投稿し忘れていた話。いつの間にかPV2000越しててびっくり。ありがとうございます。なんとなく、こんなんですみません...苦笑
深夜君の顔が見たくなって
アパートのドアから
君の家まで急いだ
あわてて
コートも着忘れたまま
君のこと考えながら
歩いて歩いて
家にたどりつく頃には
すっかり君で満たされて
なんだか温かくて
きっと
ぐっすり眠っているであろう君を
起こす気にもならなくて
握りしめてた合鍵を
ポケットにしまいこんだ
明日会ったら
どうやって笑い話にしてやろう
僕の家から駆け出た寂しさが
君の家までに温もりに変わった
情けなくも幸せな話
君にとってはどうでも良いような話




