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サバとその娘

「おーさまー、世界を救う(女の子と遊ぶ)金が尽きたんでぇ、金くださ、何やってんの?」

「おお勇者よ、大義であったな。しばらくゆっくり休むと良い。じゃあの」

「えぇ……(宰相と一緒にどこに行くんだか。どれ、尾けてみるか)」




遠くに点が見える。カメラはズームせず、点の方が寄ってくる。


「みゃんみゃん」


軽やかな声。サバトラが走ってくる。こちらに近づくにつれて、ぴんとしっぽが立つ。


(見つかってしまった)


(こいつはサバ。どの猫よりも武闘派だ)


カメラに激突する縞々の頭。サバの顎を撫でる投稿主。移動の最中、地面に寝転び、転がるサバ。


キジシロ三匹がいた小屋とは別の小屋に入る投稿主。


じゃらじゃらじゃら、という音と共に、カリカリが餌皿に入れられる。よく食べるサバ。そこに現れるひとまわり小さなサバシロ。


(サバの娘)


サバが食べ終わった後に、カリカリを食べ始める。


「んみゃんみゃ」


(美味い、と言っている)


(このカリカリは、ふやかしてある)


唐突に、小屋の外に向けられるカメラ。牛柄の猫が、のっそりと横切っていく。


(もーが様子を見にきた)


(おわり)




「なんすかこの中身のない日記は。猫が様子見にきただけじゃん」

「もーは優しいなぁ。のう、宰相よ」

「しかしサバのギャップも捨てがたい。だが一番は、ああ、迷いますな」

「あの、俺の金……」

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