覚醒剤と私の人生
私のありのままを晒します。
女性22才 父は関西暴力団の幹部です。
覚醒剤に手を出したのは14の時、彼氏に
「打ってみないか?」と誘われたのがきっかけ
左腕を出して注射して貰いました。
その瞬間!全身から感じたことがない寒気!
全身の毛穴が開く感覚!高揚を超えた高揚を体験した。
どのくらい時間が経過したかも理解できないくらいベッドに横になった。
まず思った事がセックスがしたい
それしかなかった。
唯の性欲魔神、気が狂うほどセックスをした
そこから私は段々と闇へ引き摺り込まれて行く…
最初は「いや、辞めれるし!嵌る奴なんぞアホや!」
と思ってた。
でも薬の魔力はそうはいかない
初めて打った時は3日寝れなかった
ひたすら掃除をしてた記憶がある
その他はオナニーばっかりしてた。
その時は彼氏から注射をして貰わないとシャブを注射出来ない…
自分で注射したい…好きな時に打ちたい…
どうすればいいか?
ネットで調べる 針を30度傾けて静脈に突き刺す
と書いてある
挑戦してみるが注射針を刺して押し棒を引いても血液が上がらない…
無理矢理押し込むと火が着いた様な激痛が走り血管が潰れてしまった。
もう今も左腕は血管が浮かない
でも痛いし勇気がどうしても出ない…
失敗したらどうしよう…
そんな事ばかり考えて彼氏にばかり頼る事になる。
その度にセックスに狂う
段々と彼氏と会う=シャブセックスになる
このシャブ状態になるとどんな変態行為でも許す事になる。
お互いに気狂いになってるから当然やね。
数ヶ月したら彼氏が捕まった
常習なので4年の懲役 松江刑務所とかいう
重罪人専門のところ 確かに売人では有名だった。
その数日後に私の父も捕まった。
覚醒剤の取引で10キロを持ち帰る途中に職質にあった
判決は7年、今もいない。
そこから私が引き継いだ。
取引はラブホ、従業員ももちろんグル。
一回の取引で500万の利益とかザラ
そこから筆頭売人になった
若干22才の小娘が
この世界は舐められたら終わり
情けなんてかけてたら生きていけない
罪悪感が無いわけではない
でも「お願いやから!シャブちょうだい!!」
て人間を見る度に悲しくなる
見た目は普通の主婦
そんな人は漏れなく風俗に落とされる
酷いと沖縄の裏風俗に落とす
何人も見てきた 泣きながら叫びながら
「許してください!」と
こっちもそれの情に流されてたら商売にならん
だから心を無にする。
淡々と進める
あと皆んなは知らんと思うが
「シャブ乱行パーティ」なるものがある
男は女とヤリたい
女はシャブが欲しい
高級ホテルのスイートを借り切って
そこで女はシャブ打ち放題、男はヤリ放題
それを撮影してサイトに流すアホもおる
私は主催者側なので参加はしてないが
それで人生狂った人を沢山見てきた。
これマジやからな
ほんで今年の8月
いきなり広島県警が私の家に来た
「ずっと探してましたー♡」
やと
「あぁーシャブやね?」
警察「京都府警、大阪府警、広島県警、岡山県警、福岡県警でマークしてましたー」
って言われたわ
私「なんでわかったん?」
警察「貴方、広島のコンビニのトイレに注射器忘れてたやんね?その血液のDNAで合致しました」
なーるほど
そゆそとね
そのまま広島は移送
途中で三次市の警察署でトイレ行ったら
2mおきくらいに警官やら刑事が立ってて「被疑者通りまーす!」って言う
芸能人並みの扱い
私「歓迎すぎやんw」
警察「それだけ注目してるんです 広島県警では貴方の事知らない人はいませんよ?」
そこから広島中央警察の留置場へ
とにかく退屈、刑事からの取り調べがない限りは
何もない 「官本」と呼ばれる用意されてる本しか読めない
東野圭吾を全て読破した。
あとは火曜日と土曜日に頼めるオレオかパンしか楽しみが無い。
途中で同じ房になった人がいて
その人の親は親身になってて差し入れをいっぱい入れてた。
そこに「鬼滅の刃」があり
貸してもらいハマった。
絵が得意な私はネズコとしのぶを便箋にボールペンで描いた。
警察「上手!!プロですか??」
と言われ調子に乗って色々描こうと思ってると
突然の釈放。
その便箋を持ち帰れば良かったと今でも後悔してる。