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王族の荷物持ちには品格が必要らしい  作者: リィズ・ブランディシュカ
4/5

04 減点



 貴族とか高貴な人間って、放浪癖でもあんのか?

 町中でやばい奴に因縁付けられてた人間を助けたら、貴族だった。


 大人しそうな青年貴族はあたしらに礼を言って、「このままじゃ気が済まないんだ」とかいって、豪邸に招待してくれた。


 ぜんぜんありがたくねーけどな。


 とくに、国宝壊した経歴のあるあたしにとっては、目につく所に地雷ばっかじゃんか。


 赤外線トラップを警戒するような目つきにもなるわ。


「あのー、お付きの従者さんはなんであんなに怒ってるんでしょう。僕なにか、ひどい事でもしてしまったんでしょうか」

「気にしないでくれ。あれが素だから。彼女はそう、絶えず人を睨んで世界を呪わずにはいられないんだ」


 おい、そこ!

 信じやすそうなお貴族サマをさらっと騙すんじゃない。


 なんて思って、王子サマを睨みつけてたら「品位ポイント減点」と言われてしまった。



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