表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王族の荷物持ちには品格が必要らしい  作者: リィズ・ブランディシュカ
2/5

02 子供か



 城を脱走するだけでもアレなのに、ついでに世界を救おうとするなよ。

 大人しく城で、守られとけよ。


 あんたは、王子サマなんだから。


 なんて、散々言ったのに、まるで聞きやしない。


 そーゆーのは中二病の男子高校生だけで十分だっての!


「どうしたんだい? そんなに疲れた顔して」

「何か考えてそうだし、何も考えてもなさそうなあんたの顏みたら、すっごい疲れた。文句言わせろ」

「もう言ってるじゃないか」

「世界救うとか無理だろ。何夢みたいなこと言ってんだよ」

「お城の王子様が現実的な事だけ言ってたら、国民ががっかりするじゃないか」

「そうかもなっ。でも限度ってもんがあんだよ! 今から、予定変更して、城に、帰れよっ!」

「やだ」

「子供かっ!」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ