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異世界に転生したので、のんびり錬金術で生産しながら冒険します 〜女神に祝福された僕の気ままなスローライフ〜  作者: MagnusOps


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だい17わ よなかのけはい

よるがふかくなり、キャラバンのたきびはすこしずつちいさくなっていた。

まわりでは、しょうにんたちやごえいのぼうけんしゃたちがじゅんばんにみはりをしている。

ゆうとも、ばしゃのちかくでよこになっていた。

だが――

ふと、めがさめた。

(……?)

なにか、いやなかんじがする。

しずかなよるなのに、

くうきがすこしだけおもくかんじられた。

そのとき。

「……ん?」

ゆうとはみみをすませる。

とおくのもりから、

かすかなものおとがきこえた。

がさっ……

がさがさ……

(まもの……?)

ゆうとはしずかにからだをおこす。

そのとき、ごえいのひとりがひそひそごえでいった。

「おい……きづいたか?」

「……ああ」

「なにかいるな」

ぼうけんしゃたちはけいかいしながら、

けんにてをかける。

キャラバンのひとたちも、

しずかにめをさましていた。

ゆうとはそのようすをみながら、

こころのなかでスキルをつかった。

(ぶんせき……)

そのしゅんかん、

あたまのなかにじょうほうがうかびあがる。

【けはいかんち】

ちかくのもり

まもの 3たい

ゴブリン

きけんど ひくい

(ゴブリンか……)

ゆうとはほっとする。

このせかいでは、

もっともよわいまもののひとつだ。

だが、

しょうにんたちにとってはきけんなそんざいだ。

そのとき、

もりのなかからちいさなかげがあらわれた。

「ギギッ……」

みどりいろのはだ、

ちいさなからだ。

ゴブリンだった。

「きたぞ!」

ぼうけんしゃのひとりがささやく。

しかしそのとき。

ゆうとはふとおもった。

(れんきんじゅつ……つかえるかな)

かれはちかくのいしをひとつひろう。

そして、こころのなかでいめーじする。

(かたい……なげやすい……)

すると――

いしのひょうめんが

すこしだけかわった。

【かこう せいこう】

なげようのいしだま

きゅうれべるどうぐ

(できた……)

ゆうとはおどろいた。

ほんのいっしゅんで、

いしがつかいやすいどうぐにかわっていたのだ。

そのとき。

「ギャッ!」

ぼうけんしゃのひとりが

ゴブリンをいっとうでたおした。

もういっぴきも、

すぐにたおされる。

そして、さいごのいっぴきが

にげだした。

よるはふたたびしずかになった。

「ふう……」

ぼうけんしゃたちはほっとする。

「たいしたことなかったな」

「ゴブリン3びきだけか」

しょうにんたちもあんしんしたようだった。

そのとき。

「ゆうとくん?」

リーナがちかづいてくる。

「おきてたの?」

「うん、ちょっとだけ」

ゆうとはこたえる。

リーナはふしぎそうにいう。

「なんだか……ぜんぜんこわがってないね」

「そうかな」

ゆうとはすこしわらった。

そのよる。

ゆうとははじめて

れんきんスキルをつかった。

まだほんのちいさなちから。

だがそれは、

このさきのぼうけんをおおきくかえる

さいしょのいっぽだった。

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