表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に転生したので、のんびり錬金術で生産しながら冒険します 〜女神に祝福された僕の気ままなスローライフ〜  作者: MagnusOps


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/23

第12話 村(むら)への帰還(きかん)

もりなかには、まだげたにおいがのこっていた。

たおれたゴブリンたちのからだながら、ガルドがおおきくいきく。

「まさか……あんなかずるとはな」

カイルもやり地面じめんてながらうなずいた。

普通ふつうれじゃない」

リナはすこふるえながらう。

ちかいのかもしれない……」

その言葉ことばに、三人さんにんかお見合みあわせた。

もし本当ほんとうがあるなら――

むらにとって大問題だいもんだいになる。

悠斗ゆうとしずかにそのはなしいていた。

(ゴブリンの巣……)

ゲームや物語ものがたりではよくはなしだ。

だが、ここは現実げんじつ世界せかい

もしむらちかくにがあるなら、いつおそわれてもおかしくない。

カイルがった。

「とりあえず……証拠しょうこってかえろう」

そうって、こしふくろから短刀たんとうす。

そしてたおれたゴブリンのみみった。

悠斗はすこおどろく。

「それは……?」

リナが説明せつめいする。

魔物まもの討伐とうばつ証明しょうめいだよ」

みみつのかえれば、かずかるから」

なるほど、と悠斗はうなずいた。

(この世界せかいのルールか)

カイルは作業さぎょうえるとがった。

「今日はもうもどろう」

「これ以上いじょうもりおくくのは危険きけんだ」

全員ぜんいん同意どういした。

かえみち、リナが悠斗のとなりならぶ。

「ねえ、ユウト」

「さっきの……すごかった」

悠斗は苦笑くしょうする。

「たまたまですよ」

だが、リナはくびった。

ちがうよ」

錬金術れんきんじゅつって、普通ふつうはそんな簡単かんたん使つかえないんだよ」

「しかも……材料ざいりょうひろっただけでつくるなんて」

悠斗はすここまった。

説明せつめいできない。

なぜなら――

それは女神めがみからさずかった特別とくべつちからだからだ。

そのとき

まえあるいていたカイルがかえる。

「ユウト」

「おまえ村長そんちょうにそのちからせたほうがいい」

「え?」

悠斗はおどろく。

ガルドもうなずいた。

「そうだな」

「このむらには錬金術師れんきんじゅつしがいない」

「もし本当ほんとうなら……むらにとっておおきなたすけになる」

悠斗はすこかんがえた。

目立めだちすぎるのは危険きけんかもしれない)

だが――

このむらにはたすけてもらっている。

場所ばしょも。

ものも。

すこしの沈黙ちんもくあと、悠斗はこたえた。

「……かりました」

村長そんちょうはなしてみます」

やがて、木々(きぎ)のあいだからむらさくえてきた。

アルメリアむらだ。

村人むらびとたちはかれらの姿すがたを見るとおどろいた。

「おい!」

無事ぶじだったのか!」

カイルがふくろかかげる。

なかにはゴブリンのみみ

村人むらびとたちはざわめいた。

「ゴブリン……?」

「こんなかずを……?」

そのとき

カイルが悠斗のかたかるたたく。

そしてった。

「しかも――」

「こいつのおかげでな」

一斉いっせい村人むらびと視線しせんが悠斗へけられた。

悠斗はすこれながらあたまをかく。

だがこの出来事できごとが――

のちにアルメリアむら運命うんめいえることになるとは、

まだだれらなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ