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突然の摩訶不思議 夕暮れの駅に現れたウサミミサラリーマン

作者: 未知人
掲載日:2025/09/21

バニーガールやらウサミミの子を見るたびに思い出す思い出。

 あれはもはや10年ではきかないくらい前、高校から電車で帰る時だった。

18時頃であっただろうか。私の乗る電車は大きい駅で停車し、

発車を待っていた。何気なく停車している反対側のプラットフォームを見ると

次に来る電車を待つ人々がまばらに立っていた。

まばらに立つ人々の奥に階段があり、改札から連絡通路を移動し

降りてくる人の中に非常に目立つ人を発見した。


 ウサミミを付けたおっさんがいる。

ウサミミは白ウサギっぽい白くシンプルなやつだ。

おっさんはウサミミ以外はごく普通なサラリーマン風で、

スーツを着て手提げカバンを持っている。


 周りの人々は彼に対して何ら反応を示していない。

いや、反対側のプラットフォームのことであるし、チラ見くらいは

しているかもしれないがこちらからは分からない。


 また、ウサミミサラリーマンはウサミミ以外は普通だ。

例えば、飲み会帰りらしく足元が覚束ない様子や、

挙動不審な様子が無い。彼の周りに連れらしい人物もおらず

18時頃というのもあるし彼は素面でウサミミを付けているようだ。


 私はずっと他人である彼を見つめ続けるのも失礼なので

チラ見し続けながら、ウサミミ以外はごく普通な彼が

ウサミミを着用している理由を考えているうちに

電車の発車時刻となり、彼は見えなくなってしまった。

 彼は何故ウサミミを付けていたのか、

未だにバニーガールやウサミミの子を見ると考えてしまう。

多分、一生答えの出ない問だろう。

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