9…結 勇気 成
「5つ目の勢力なんて無理だろ、オレ雑魚だしお前ら2人でやってろ」
「僕も無理だと思うよ^^」2対1これでなしだろうけど、ミナトは本当にバカなのか?
「作戦はあるわ。」
「いいや無理だね^^」オレが否定する前にニコニコがため息混じりに言う。
「少数精鋭のチームを作るわ。私とゼンの2人は既にそこら辺の超能力者の20倍は強いわ。あなたは弱いけど」
じゃあオレいらねぇじゃん。もう巻き込まないでくれよ。そっとしてくれよ
そういえばまて
ゼン?こいつか
「まて、1番大事なこと忘れてたオレを殺そうとしたこいつはなんなんだよ」
「そういえば、名乗ってなかったね^^」
「杉本 禅 (スギモト ゼン)よろしくね^^さっきはごめんね^^」
「お、おう」
「まぁお前はいったんいいや」
「これ仕組んだのミナトだよな?」
ミナトを睨みつけるが何よ?って顔でこちらを見ている。
「そうよ、あなた説明聞く気なかったから実戦をさせてあげたの。」こいつ開き直りやがったなと思ったが何も言わなかった。
「話は戻るけどチームは作らないからな」
「作らないとあなたは死ぬわよ、私もゼンも助けないからね」
いや待て、雑魚かつ珍しいオレは言わば足の遅いメタルスライムみたいなもん。つまりただの経験値だ。ならこいつらに助けて貰った方がいい
「助け合うためのチームってことか?」
それなら弱者のオレからしたら好都合
「今はそういうことでいいわ」
「それ僕も入らないとダメなの?^^」ニコニコはあまり乗り気じゃないみたいだ。まぁ強いやつからしたらメリットがクソほどもないからな
「ダメね」食い気味にミナトがいう。その後もニコニコはなんかを言っていたが。最終的には入ることになった
「とりあえず、あなたたち2人はチームに入ってくれそうな人を探しなさい」
「あなたは超能力者を増やしなさい」
「ゼンは知り合いにあたって」
「お前は?」
「私は作戦を考えるわ」
「どうせなんにも考えないでしょ^^そんなことより約束は守ってね?^^」
ミナトはムッとした顔で喋りだす。
「最初にジャグラーを潰すわ」
「規模が小さいからだね^^」
「安直だな策はあるのか?オレ戦力にならないし行かないからな」
「ジャグラーは構成員が約50人そのうち目立った人物は4人行けると思わない?」
「最低でも10人は欲しいね^^」
50人相手に10人で行けるはさすがに無理がある気がするが2人は行けそうな顔をしていた。
「じゃあ10人集まったら正式にチームを作るってことでいいな」ニコニコとミナトの人脈がどれほどかは知らないけど、10人集まるまではゆっくり出来そうだし。適当にメンバー集め邪魔するかー。でも邪魔しすぎるとオレのこと守ってくれる騎士様が居なくなっちゃうからなぁー
「あなたはそれまでにレベルを上げなさい」
自己防衛のために上げたいけど…レベルか…やっぱり…
「人を殺す以外でレベルをあげる方法は無いのか?」
出来れば人を殺したくない。というか殺しに抵抗がない人間なんていない。
もし他の方法があるならどんなにきつくてもそっちをやる覚悟はある。
「ないわね。人を殺す勇気がないのはさっきの戦いでわかってるわ」
「人を殺すのは勇気とかじゃないだろ」
「勇気よ。自分や大切な人を守るために人を殺せないならただの意気地無しだわ。他人に迷惑をかけてでも殺してでも生き残る、それを勇気があるって言うの」
「まぁ、もう少ししたら嫌でも戦うことになるんだから覚悟はしときなよ^^」
「……おう」そんな日は来ないで欲しいな…