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48…読 初見 書

とは言ったもののキャンプの部屋にも特には無いし、鍵もかかってる。一つだけ方法思いついてるけどそれは最後の手段として、今はこの図書室を探索するか。


「これ、能力者について書かれている本もあるのか」少し読んでみるか。後ろで手錠をされている本をめくっては振り返ってを繰り返す。


能力は6段階に分けられる。

1段階目は鑑定や隠蔽、心眼、火、水などの初級


2段階目は鑑定解析、隠蔽偽装、身体強化、炎、(りゅう)、双剣使い、硬化、居合、炎色などの中級


3段階目は炎炎、滝龍(ロウリュウ)真実の愛(トゥルーラブ)、½、戦場(デュエル)などの上級


4段階目は時止、威身伝身(いしんでんしん)、獣化、夜露死苦(よろしく)などの王級


5段階目はギフト付与、始まりの勇者(ファーストペンギン)絶対的筋力(ユージン)死者の姫(ネクロマンサー)などの神級


6段階目記載なし


なるほど5段階やんけ、まぁあまり役には立たなそうだな。


こっちの本は日本国内のギフト付与持ちの人間が書かれている。

東山 冬華(ひがしやま とうか)…高橋東山連合

高橋 山治郎(たかはし さんじろう)…高橋東山連合

青木 直久(あおき なおひさ)…無所属

神童 英智(しんどう えいち)…星彩教

植野 大翔(うえの つばさ)人類に憧れし者(ビースト)


なるほど当てにならんな青木が無所属でオレが変な所に入ってる。神童と東山は始めて聞くヤツだ。

次のページもあるのか


東山 マリ…高橋東山連合

高橋 山治郎…高橋東山連合

青木 直久…JuGGleR

神童 英智…星彩教

鬼龍院 樹弥(きりゅういん みきや)666(セイスオグロ)


なるほどこっちの方がぽいな。マリってメイドさん

の名前じゃね。だとしたら相手選び本当にミスったかもな…。でもなんでメイド服なんて着てんだろ。鬼龍院は初めて聞いたが苗字からして強いな。


お、待て待てこっちにループにハマった人用の日記がある。なになに

「私の前に来てね♡」終わった役に立たない。処分保留じゃなかったのかよ。


うーん、ガスバーナーで手を炙って手錠を取るとか…いやだなぁ。治るとしても。レオンを炙るか…


ガスバーナーを調達しレオンのところに行く

「よく戻ってきたな!なんか思いついたか?」


「ガスバーナーで炙って手錠をとる的な…」

よく見たらレオン手足と腹と首の6箇所固定されてるやんけ。


「お前耐えれるのか?」

言えねぇ。お前を炙りに来たなんて言えねぇよ


「まさかお前…」


「いや違う、オレが手錠をとってレオンはそれからかなぁーって」


疑いの目を向けて来ているが。無視だ、そうすると相手が折れる

「わかった。でもお前角度的に自分で炙れなくね?」


「アータシカニジャアヤメトク」

危ねぇ、腕を炙るとかあたまおかしいからな。


「あ!、火をつけた状態で机に置けばいいのか、すまんすまん」退路なくなったり、逃げるか。逃げ場は無い炙るか


火をつける、これはかなり熱い…でもなぁ捕まっても拷問だろうしなぁ…よし行くぞ。火をつける



「あちゃちちちちちちちちうわぁぁぁうわぁぁぁ」

左手を1分ほど炙る。頭おかしくなりそうだ。

ふぅ取れた。でも手が痛い水を取りに…階段を駆け上がるといつもの部屋に出て腕のやけどは無くなった。あと右手か泣


「お前中々勇気あるなぁ。手がドロドロに解けて骨が見えてたぞ。見直したぜ。」

もう一度あの部屋に行くとレオンが感心していた。

そんなになってたんだ見えなかっしクソ痛かったから気にしてなかった。これもう無理だ


「でももぉ右手やる勇気でない」


「まぁ片手取れちまえば割と動きやすくなっただろ。そういえばお前が上行った瞬間ガスバーナーが消えたぞ。」やっぱこの空間はループしてるのか…まぁ今更わかったところで…


「ちょっと動きやすくなったし他の探してくる。」


「分かった。俺も色々考えたんだけどさ手錠といったらやっぱピッキングじゃね?」

ピッキング面白いな。


「了解、いいのあったら開けてくるわ。」


「まて、寂しいから針金見つけたらこの部屋に戻ってこい」


「はいはーい」

針金かまぁ目星はついてる。テントのフレームで代用できると思う……多分。とりあえず持っていくか…もしこれで脱出できたらここにはもう戻ってこなくなるのか…最後にもう1度だけ図書室に行こう…


ギフト付与について…この本を読むか

ギフト付与は他人に超能力を与えることができる。現在確認された中で1番の高レベル者は高校生でありLv6まであげていた。その高校生は神と呼ばれる存在と戦い生死不明。


Lv1なら1個、Lv2なら2個と自分や周りにギフトを付与できる。ギフト付与持ちを殺した場合能力を入手またはLvアップが可能となる。入手時に選択しなくともギフト付与持ちを1度倒していれば選択肢に度々入ってくる。(1度のみ選択可)


仮説…ギフト付与を進化させた場合一度に不特定多数の人物に自分の好きなギフトを送ることが可能となる。送られたギフトの拒否はできないとされている。この説は神と呼ばれる存在ががギフト付与を進化させているから言われているが確証はない。


我々は神を第一世代と呼び、神から力を貰ったものを第二世代、第二世代にギフト付与されたものを第三世代と呼んでいる。第三世代からギフト付与が生まれたことがないため。ギフト付与からは生まれず、ギフト付与の進化系からは生まれると考えられる。


なるほどね…オレは第二世代で佐藤たちが第三か、ミナト達は第なんなのだろうか。

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