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37…移 開戦 動


「んで、相手の人数とか分かってるのか?」


「ギフト付与持ちのリーダー1人、幹部3人、下っ端が37人合計41人よ」


「ここにいるのは7人か…」


「1人当たり6人と戦うンゴ?」


「いや、私の能力は範囲攻撃だから最初私ひとりで乗り込んで半分ぐらいは殺せるわ」


「なぁ、佐藤あいつ本当は強いんじゃないか?」

コソコソと言うと、佐藤は顔をしかめながら答える。


「見栄っ張りかもしれないンゴよ?ていうか相手多すぎンゴ。負けそうになったら帰るンゴからね」


「オレも帰るわ、帰る時言えよ」


「そこ2人うるさい。次はないわよ」


「まずリーダーと戦ってもらうのはあなた達2人ね」

オレと佐藤!?終わった。帰るか


「いや待てリーダー相手なんだろ。オレらじゃなくて刹那かニコだろ」


「リーダーより幹部の方が強いのよ。ギフト付与があるからリーダーなだけ」


「お、おう。それならいいのか?」


「それでいいのよ。それで幹部最強の屈狸 永遠 (クズリ トワ)の相手は刹那くんね」


「まぁそうなる思うとった」


「残り2人の幹部はあまり強くないし、私とゼンが暇な時やるわ」


「さすがに舐めすぎだね^^死ぬよ?^^」


「死ぬわけないでしょ?佐々木さんは私、ルナちゃんはゼンと一緒に行動してね。」


「はい」

「は、はい」


「まぁ、多分幹部クラス以外はほぼ私ひとりで壊滅させられるから2人は今日はほとんど仕事ないわよ」


「それでそいつらがどこにいるのか知ってるのか?」


「えぇ、この前矢吹に発信機付けておいたから」


「あの時か…お前人の心ないっしょ」


「心なんていらないわ。心臓があればね。そんなことより場所は横浜よ」


「横浜!?遠いな。2時間はかかるぞ」


「それなら明日にするンゴ。今日は帰って寝るンゴ」


「大丈夫よ。瞬間移動できるお店があるから。」


「瞬間移動か…オレが知らない世界では当たり前なのか〜」


「じゃあもう行くけど、質問ある?」


「はいンゴ!」


「佐藤…言ってみて」


「何時に帰れますか」


「行くわよ。ついてきて」

ガン無視してやがる


しばらく歩くと駅に着いた


「おい、結局駅かよ」


「黙ってなさい。」


あくびをしている駅員に話しかける

「ファストトラベルのサービスやってるって聞いて。7人で横浜に行ってジャグラー潰したいんですけど送って貰えません?」


「え?どういうことですか?」


その瞬間黒一色の部屋にワープする。


「ミナトか…今回は金を貰うぞ」

白髪の60代ぐらいのおじさんが1人椅子に座っている。その横に体格のいいグラサンがいた。アロハシャツってことは沖縄かハワイでもいってたのかな。


「硬いこと言わないで私たちの仲じゃない。橋本さん」


「はぁー君に助けて貰うんじゃなかったよ」


「横浜だったな、本来7人なら7万取るとこだがゆるしてやる。全員目をつぶれ」


「ちょいまち、君たちのリーダーだぁれ?」

グラサンが話しかけてきた。リーダー決めてないけどしきってるからミナトだろうな。


「ミ…」

「ツバサくんよ」オレを指さしながら言いやがった。グラサンが睨んでくる。喧嘩でも売られるのか?


「君、隠蔽偽装のレベル高いね。ジャグラー潰すんしょ。これあげるね。」そう言うとオレの肩に手を置いてきた。


「あ、あざす」


「もういいだろ。五十嵐、改めて目をつぶれ」


目を開けると横浜駅についていた

「え、すご」


「彼の能力は視界に入ったものを行ったことある場所に瞬間移動させることができるの」


「ほーん、あの黒い部屋は?」


「ファストトラベルという単語を駅員に話すと自動的に駅員の感覚が彼に共有されるの、そして彼があの部屋に瞬間移動させてお金を払って送って貰うって訳」


「便利だな。それでグラサンは?」


「た、多分バッファーよ」バッファーってなんやねん。牛かよ


「そんなことよりそろそろ緊張感持った方がいいよ^^」


「おう、いよいよか。ちなみにどこにあるんだ」


「ここから徒歩で1時間ね」


「はぇ?」


「あぁでも平気よ、1時間ここで待ってて。それっぽい合図が聞こえたら全力で走ってきてね」


「ワイがその1時間の間にレンタカー借りて来るンゴ」


「ナイス」


「僕は1時間寝るから後で起こしてな」


「よく寝れるな」


「じゃあ残りのメンバーでトランプやろうぜ。そこのコンビニで買ってくるわ」


「植野殿、ワイもやりたいー」


「お前はレンタカー借りてこい」


「ンゴ」


ミナトがでて行ってから1時間が過ぎたな。もう佐藤はレンタカー借りて来てみんなでトランプをしている。


「つかさ〜徒歩1時間の距離で音で合図とか無理じゃね?」


「いやそれは多分平気だよ^^」


「平気なのか?まぁそろそろかなぁ?」


「まぁいいや、今ババ持ってるお前だろ」


「ち、違うよ^^」


ドゴゴォォォォーンというとありえない爆音が鳴り響いた


「なんだ!?米軍か?」


「アメリカが攻めてくるわけないンゴ」


「ミナトさんの合図ですかね」


「行くか…佐藤運転頼む」

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