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25/64

25…能 付与 力


3回の表の相手の攻撃は三者凡退で抑えられた。


3回の裏、2点差そろそろ追いつきたい

次は佐藤か…あんま期待できないな


「ンゴォー!」なんかよく分からないけどバットにボールが当たった。塁に出れるか!?


アウトだ。あいつ足遅すぎるな…


「ナイスファイトー」


「ぜぇーはぁーんぅーごぉー」


次は矢吹、超能力者だし期待できる。


1球目見逃し

2球目見逃し

3球目空振り


ダメだね、うん。雷神しか役に立ってないわ。超能力者は全滅だわ。


次わ清水か、あれはバントの構え。だけどバットにあたらなければ意味がないんじゃないか?


ボールがバットに触れようとした瞬間。案の定球が下がる。1球目はストライク

2球目も同じように球が下がり、ストライク。

3球目もまたバントの構えだ、ボールがバットに近づいたその時バットを縦持ちに変えた。ボールは下がるが下の方が当たる。一塁に進む、セーフだ。


ツーアウト一塁、ここでミナトだ。最初のミスと中本のプレイで能力の使い方を完璧に理解しているはずだ。


1球目やはり速度低下だ。ボールの動きが遅くなる。打ったそしてちゃんと能力も解除し、緩やかなフライとなりレフトへ飛んでった。これは取られるな…


「なんかデカくないっすか?」


「え?なんじゃあれ」

ボールがでかい、さっきの福澤の能力だ。


「おい、あれが落下したら下の人間死なないか?」


先生に言われて確認するとボールの下に山田がいた。


「あっ、ミナトー小さくしろー。人が死ぬぞ」


そのままでかいままボールは落ちる。山田は潰された。


「この場合どうなるンゴ?」


人を殺した場合か…流石に主催者も考えてないだろ…


「痛ってぇなぁー!」山田の叫び声だ。良かった生きてる。


山田が球から出てきた時には既にミナトと清水は帰ってきていた。


「あの球は軽そうっすね」


「見た目だけか…焦らせやがって」


「これで同点ね」ドヤ顔がウザイが今回ばかりはかっこいいぜ。


「ナーイス」

両手を前に出してハイタッチの構えをする。


無視された。


「ミナト殿ナーイス」佐藤がおなじことをすると


「いぇーい!」

ハイタッチしていた。


その後オレ以外全員とハイタッチをする。

いつからだろうオレが嫌われたのは


「ツバサくん、ここで活躍できたらハイタッチしてあげるわ」


ふぅーちょっとだけやる気でてきた。


「おい、白倉オレを舐めるなよ?」


無事3球で終わりスリーアウトチェンジ


3回が終わり同点に追いつく


4回の表

1番はアウト

2番の佐々木はバントを構える。そして雷神はストレートしか投げないので普通に当たる。3塁方向に球は転がり佐々木はセーフ。

3番の斉藤が同じことをしようとするがアウト

4番白倉は超能力でホームラン放ちここで2点はいる

5番バンド成功

6番福澤、超能力でランニングホームランここでさらに2点

7番中本、フライでアウト


この回で4点入れられてしまった。


4回の裏

雷神ホームランで1点

その後3人はアウトだ。


7対4かなり差が開いた。


5回の表

8番はバント失敗

9番の山田はバンド成功で一塁

1番バント成功で1塁2塁

2番佐々木バント失敗のダブルプレイでこの回はゼロ点で抑えた。


5回の裏

佐藤矢吹は三振でアウト

清水は縦持ちバントをやろうとしたがボールが横にも曲がるようになってしまい失敗しスリーアウト


6回の表

3番三振

4番白倉ホームランで1点

5番バント失敗

6番の福澤は安定のランニングホームランで1点

7番中本はいい所に球を打ちツーベースヒット

8番三振


6回の裏

2番ミナトはさっきと同じことをするが相手に読まれた。しかし大玉を転がしながら追いつける訳もなくミナトはランニングホームランで1点

3番のオレは奇跡的にバットにボールが当たり一塁

4番雷神がホームランを打つと思いきや、三振

5番、6番の双子は特に何もなく終わり


この回で9対5


7回の表

9番山田三振

1番バント失敗

2番佐々木バント失敗


7回の裏

先生、佐藤、矢吹は三振し


この回はお互い0点


8回の表

3番三振

4番ホームランで1点

5番バント成功一塁

6番ランニングホームランで2点

7番フライでアウト

8番バント成功

9番アウト



ここで点差は12対5


8回の裏


「ミナト…いよいよ誰かに能力付与していいか…」


「そうね、この中に超能力者になっていいって人はいる?」


手を挙げたのは4人

清水と佐藤とルカとルナだ


「本当にいいのか?このデスゲームが終わっても命を狙われるんだぞ」


「今死ぬよりましンゴ」


「後悔はないよ」


「私はいいんですが…ルカには与えないでください!」


「お姉ちゃんこそ」

二人がいい争いになると


「あの、この2人には与えなくていいんじゃないかな」清水が口を開く


「そう…」

「ヤダ」

「イヤ」

言い切る前に食い気味に否定された。


「2人ともこれが終わったあとのことも考えないと、まだ子供なんだから」


『それでも私はルカ (お姉ちゃん)を守りたい』

2人の声がハモった。目が本気だな。ここでダメと言っても…


「ツバサくん2人に能力をあたえましょ…」


「そうだな…清水もそれでいいな」


「…」


4人にギフトを付与する。


「ここからだな」

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