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15…自 紹介 己

「まぁ一旦始めてるみるか」主催者がこういうと全員の前にタブレットが出てきた。一体どのような仕組みなのだろうか。


「そこに役職が出てくる他の人に見せないように、もし見られたり見たら分かってるよね?」


(オレの役職は占い師か…無難だな)


「1日目スタート制限時間は15分ね」始まった。しかし役職を話してはいけないし特にやることがない。


「えっと自己紹介します?」スーツを着た人が話し出す


「そうするンゴ。ワイから行くンゴ」

1人目が話し出す。

「ワイ、佐藤 裕也 (サトウ ユウヤ)(`ェ´)ピャー」


なかなか個性強いなこいつ次に自己紹介しずらいやん。


「えっと僕は清水 光一 (シミズ コウイチ)です」スーツの男が普通の流れに戻してくれた。


「ウエノ ツバサです」


「安藤 あん(アンドウ アン)です」

「伊藤 糸 (イトウ イト)です」

「斉藤 彩 (サイトウ サイ)です」

オレが言うと3人が続いてくれた。あと5人は…





「え、えっとぉ福澤 雪 (フクザワ ユキ)です」

パッとみ小学校低学年ぽい見た目をしている。こんな歳の子まで可哀想に…


「え、えっとこいつはおい自分で言えるか?」

あまりにも話さないのでフォローにまわる。まぁあの3人がいたのは予想外だったしな、

「サ、佐々木 咲 (ササキ サキ)です」3人が睨みつけ佐々木が硬直している。


あと2人は座ってブツブツなにか唱えていて自己紹介どころではない。残りはあの主催者と一緒にいたやつだ。


「おい、お前名前なんだよ。なんでお前も巻き込まれてるんだよ。このゲームの主催者の仲間じゃないのかよ?」オレが詰め寄ると口を開く


「仲間だったっすよ。ちなみに名前は矢吹 凪 (ヤブキ ナギ)っす」

答えるんだ…そんなことより


「仲間なら今すぐとめてもらえよ、お前も死にたくないだろ」


「あの人自分の力じゃ止められないんすよ。だから自分も巻き込まれちゃってるけどどうしようもないんす」


「クソ、ふざけやがって」

オレが叫ぶと周りのヤツらが近づいてくる


「これがどういう経緯で開かれているのか教えてくれないかな?」清水が話しかけてくる。まぁ気になるだろうけど、そのまま伝えたらオレにヘイトが溜まるかもしれない…


「えっとそれは」オレが言葉につまる。説明のしようもないからだ。


「ンゴぉーお前らのせいンゴかぁ〜」胸ぐらをつかみ殴りかかってくる。クソ痛い。


「違うオレは巻き込まれただけだ。全部こいつの仲間が悪いんだよ」オレがそう叫ぶと自己紹介で黙ってた1人が口を開く。


「じゃあ、そっちの仲間の方を今日通報しようぜ。明日はお前だ」オレが通報されるふざけるな。自己紹介もしなかった。クソ雑魚メンタル野郎が。


「ふざけるな、オレは巻き込まれただけだぞ」


「原因はお前にもあるんだろ?」


「お前誰だよ。自己紹介も出来ねぇーやつがしきるなー」オレが叫ぶとゆっくりと立ち上がる。


「小池 愛斗 (コイケ マナト) おいおい隣のクラスだぜ?覚えといてくれよぉーツバサくぅーん。ちなみに俺も使える側だぜ。」


使える?まさか能力者?


「お前はレベル低いけどレベルとギフトくらいは見せてやるよ」


「『鑑定』」


名前⋯小池 愛斗 (コイケ マナト) Lv8

ギフト⋯「隠蔽Lv3」「鑑定Lv4」「暗視」「透明」「火」「水」(付与可能)


これで能力者ってことは確定だな。レベル的にかなりの人数を殺してる…こいつはヤバいな



「おい、おい?なんとか言ったらどうだツバサくん」

下手なことを言ったら殺されそうで言葉につまる。クソ怖くて動けねぇ


「ま、まぁ今日は慌てて通報しなくてもいいんじゃないかな」清水が間に入ってくれた。多分こいつはお人好し系だな。


「ちっ」小池は舌打ちをして床に寝転び始めた


「もう1人まだ名前を言ってない奴がいるンゴ」全員の視線が集まる。だが座って動かないし小声で何か言っている。


「あ、あのー」清水が近づくが動く気配がない。やはりヤバいやつなのか…


「ね、寝ている」



「じゃあ、小声で何か言ってるのは何?」3人の女子高生のうち誰かが言った。


「ね、寝言だ」

清水の言葉に全員がフリーズした。この状況で普通寝るか?


「そんなわけないンゴ…」


この状況で寝るやつはよっぽどのメンタルしてる奴か自暴自棄になってるやつだけだろ…


清水が寝ている人を揺らすと起き上がる


「すまない、私は寝ていたか。」

この人もスーツを着ているがでかい身長は190いや2mはありそうだ。


「え、えっと一応自己紹介をしていまして。」


「私の名前は風神 雷神 (カサカミ ライジン)だ。よろくし頼む。」


すごい名前だな…


「これでオレたちは全員の名前を把握したけど、風神さんは大丈夫ですか?もう一度しましょうか?」


「心配ないよ、ツバサくん。それと私のことは雷神と呼んでくれ。」


「は、はい分かりました。」


これで一日目の昼がほぼ終わりか…変な人たちが多いいが大丈夫か…



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