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■壁に耳あり障子に目あり

 近年、生身の他者だけでなく、意図せずデジタル機器で映像や音声が記録されることに不快感を感じる人が急増し、そういった症状をさす言葉として、レコーディング・ハラスメント、通称レコハラが社会現象として問題となっています。

 主な対象は、デジタルカメラやボイスレコーダーをはじめ、店内や街頭に設置された監視カメラ、さらには自動車のドライブレコーダーや、スマートフォンの記録機能も含まれており、重症患者の中には、カメラのレンズが自分の方に向いているだけで緊張し、手足の発汗や心拍数の亢進が起こることもあり、深刻な状況となっています。

 この問題について今朝の記者会見で訊かれた厚生相は、次のように述べました。

「写真を楽しむのは、今に始まったことじゃない。それに、防犯のためには、致し方ない面もある。見聞きされて困るような疚しいことをしているから、そんな病気になるんだろう」

 この発言が物議を醸し、厚生相は、あす朝に謝罪会見を行なう予定です。

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