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■副教科の見直し/知識より知恵を/男女七歳にして席を同うせず
きょう午前、体育、音楽、家庭科等、一般的に副教科と称される教科を担当している教員らの代表者が東京八王子市内の文化会館に集まり、副教科授業時間数の削減は受験偏重主義に基づく誤りだとして、副教科授業時間数を増やすよう求める意見書を、文部相に提出しました。
「一教科として成り立っている以上は、将来的に必要だと認めているはずだ。それなのに、教科によって授業時間数が違うのはおかしい」
代表者会議の議長は、このように述べ、自身の担当教科である技術科も含め、見直すべき点と具体的な改善案を提示しました。
これを踏まえた上で文部相は前向きに検討すると答え、午後には文部省で臨時会合が開かれる見通しです。先週には、暗記より考え方やノウハウを教えるのが本来の学校のあるべき姿であるとして教科撤廃を求める書き込みや、暗黙の了解として同性のみしか参加できない授業やクラブ活動があり、異性のことを知ることをタブー視する慣習は間違ってるとの異議を唱える声がネット上で話題になったところでもあり、今後の国としての教育方針には、国民からの強い期待感が高まっています。