プロローグ ~なんの捻りもない異世界転生ラノベ~
作者のさっとんです。
なろうからカクヨムへ。カクヨムからなろうへ帰ってきました(笑)
まあ、正確には二重投稿なんですが。
ということでよろしくお願いします。
――これは、全くもってなんの捻りもない異世界転生物語である――
「思い返せば、なんの捻りもない人生だったな……」
阿部礼司は、霧のように漂う意識の中にぽつんと1人で立っていた。
「夢か……」
気づけば、夢の中だと分かりつつも、一歩一歩を踏みしめながら前世の記憶を辿っていた。
極々平均的な所得の家庭に生まれ、平均的な学力と体型に育つ。そして平均的な大学を卒業した後、大手スーパーの事務係として平均的な業績をあげる。やがて、平均的な学力と体つきの女性と平均的な年齢で恋愛結婚をする。しばらくして、2児の父親となり、平均的な所得の家庭を築きあげる。そして81歳で、家族に見守られながら世を去った。
しかしそんな俺にも1つ、たった1つ、尋常ではない程の出来事に見舞われた。
――どうやら、異世界転生というのをしたらしい――
やがて、レイジの霧のような意識はだんだんと遠のいていった。
そしてすぐに意識は現実に引き戻され、気持ちの良い朝を迎えた。
「ふわぁ〜……」
大きなあくびをかいてベッドから上体を起こす。
レイジの瞳には、カーテンの合間を縫って早朝の木漏れ日が注していた。
――小鳥のさえずりが聞こえる。
――わずかに、遠くの朝市の喧騒が耳に入る。
その何気ない日常にスッとレイジの心は洗い流される。
「さてと……今日もAVERAGE LIFEの始まりだ」
そう口にして、レイジは今日も立ち上がった。
特にないです。
やっぱあります。
なろうユーザーの皆様、どうかカクヨムにも移ってください。お願いします!
二重投稿面倒臭いじゃないですか。
てゆーのは私の心の声で、LINEとYahooが統合交渉してるようになろうとカクヨムも統合してくれたらなーなんて(笑)
寒くなってきましたのでお体にお気を付けてお過ごしください。
これからもよろしくお願いします。