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廃坑のダンジョン  作者: 氷狼
4/14

4話

読み難いかもしれませんがお願いします。

誤字脱字はお知らせ下さい。


名前 ______

コア形態 人型 (オス)

Level 3


筋力 45

敏捷 38

知力 43

耐久 35

魅力 45

器用 40

体力 30

抵抗 30

魔力 40


技能 《技能:音響探査Le10》《技能:歌Le10》《技能:拡声Le5》《技能:采配Le8》《技能:居合Le8》《技能:刀技Le10》《技能:ディスプレイ》《技能:異界の知識》《技能:異界の調べ》《技能:孤独耐性》《技能:マップ》《技能:配下との意思疎通》

称号 《称号:異邦人》《称号:孤独なる者》


魔素 425



魔素が、無いな。獣人にせがまれ水車と食糧庫を配置したが微々たる物だったし良いのだが、他のがな。ホウメイに素材、進化に使用した素材等まあ使いすぎたな。今でも1日30ほどの魔素を空気中から得ているようだが

「御主人様。お茶でございます。」

ホウメイが机に置いたのは緑茶である。別に飲食を必要とする身体では無いが、気分は良いものだ。

ホウメイにも必要と言われブラウニーを二体ほど召喚したが、何故かツインテールのメイド服であった。確かボロボロの服を着た妖精だった気がするが、まあ、私の記憶違いだろう。それに良く働いてくれるしな。

「御主人様。今後は、どうされるのですか?」

「そうだな。2〜3カ月ゆっくりしようと思う。それでホウメイに勧められた技能も取れるし、外への準備も出来るだろう。」

ホウメイと話して外での対応は決まっていた。まず、国を作ったコアは時期や立地に恵まれた結果だそうだ。そのコア以外は、国から軍を向けられたり、冒険者に騙されて壊されたとの事。

なので外で活動する為に、まず冒険者の身分を作ろうと思う。それからこの辺りの情報を仕入れ、人間社会的にもこの辺を所有し人を呼び込む為の準備をする。

まずは、魔素が溜まるのを待ってからだな。

それと泉のおかげでわかったのだが、外見が10代後半になっているな。容姿は黒髪、黒眼の日本人だ。


廃坑の方は、毒蛇6匹と猫スケルトンが10匹ほど見回りをしているだけで基本は放置だ。残りの猫スケルトンは屋敷と農場の警備をしている。マップのおかげで鼠が入って来たら直ぐにわかるのだが、それを仕留めるのは猫スケルトンの仕事だ。

獣人はウッドゴーレム15体と一緒に農作業をしている。今はお茶と果実の栽培をしているようで、楽しみだな。

ホウメイはブラウニーに家事を任せ私の身の回りの世話をしている。作った服もなかなか着心地良く素晴らしい。

ホウメイは目が会うと微笑み

「なんなりとお申し付け下さい。」

言いながら身体を寄せて来る。

「下のお世話から、夜伽までどうぞご命令下さい。」

っく、チャームが強い。

『主人様。惑わされてます。因みにチャームは掛かっておりません』

水晶の剣改め紅水晶の太刀から止めが入る。

『止めてませんよ。主人様が望むならホウメイ殿に命令すれば宜しいかと』

ぐ、痛いところを・・・目が有ったらきっと半眼だろうなと思いつつお茶濁す。

「ホウメイ。魔素を使わないで出来る強化や長く存在するダンジョンについて教えてくれ」

「かしこまりました。」

まずは、存在の長いダンジョンコアの話を聞いた。

異界から来た龍のダンジョンコア。個人の能力も高く、登るのが厳しい山脈の頂上にあるダンジョンだそうで。山脈そのものを支配し、山脈は氷龍種で防御を固め、ダンジョン内は炎龍種で固めて、冒険者が対策に追われるダンジョンで人間には攻略がほぼ不可能と言われている。

島を支配する兇鬼。元々はオーガのコアだが、小部屋を作り続けて迷宮化し本人のLevelも100を超えているそうだ。その拳だけで島に有った国を滅ぼし占拠したとの事。

海底の大渦。サーペントのコアで、海底にダンジョンがある為、攻略不可能。1日一回、ダンジョン内の海水を入れ替える為、ダンジョンに向かって大渦が発生する。それに乗ればダンジョンに入れるそうだが、中は海水で満たされ帰って来た者はいない。

それとホウメイが前に仕えていた。緑の魔女。森に住み、周りの住民に薬を作って過ごしていた優しきコア。1000年もの間、人と関わっていた為、不死の術を持つ魔女とされ国に討伐さらたらしい。

悲しそうな顔のホウメイは初めて見た。頭を撫でてやり抱き寄せる。

「御主人様は本当に優しいですね。」

「主人の務めだろう」

彼女の微笑みに笑って応える。

「魔素を使わない強化ですが、役職と名を与えてはどうでしょう?」

「名前と役職?」

「はい。最初はあまり意味が無いですが、長くダンジョンを作るとネームド化する事がございます。その時により強く世界から恩恵を受けます。」

なら、手間も掛からないししてみるか。

私は紅水晶の太刀を掲げる。

「役職は懐刀。名は紅麟」

『有難き幸せでございます。』

《懐刀の紅水晶の太刀 紅麟がネームド化しました。》

・・・いきなりネームドになったよ

「お、驚きましたね」

ホウメイの驚いた顔も珍しいがまさか直ぐに強化できるとは、私は、紅麟とホウメイを連れ農場に急ぐ。

「あら?旦那様。そんなに急いでどうしました?」

「お前に名前を付けようと思ってな」

「あ、ありがとうございます。」

相変わらず腰の低いやつだな。

「役職はまた今度にするが、名はパシパ。これからも頼むぞパシパ」

「ありがとうございます。」

パシパは凄い勢いで頭を下げている。

ネームド化は無いか、しかし喜んでもらえたようで良かった。

後、もう一匹試す為に食糧庫に行く。そこに頭部の破れた猫スケルトンがいる。最初に召喚した10匹の内の一匹だ。猫スケルトンだけで行動させていた結果この個体がリーダーになったようだ。

「よし、お前に役職と名を与える。役職は、食糧庫の守護者。名はタマ」

『ありがとうございます。主人』

ふむ。流石にネームド化は無いか、やはり紅麟が特別だったのだろうな。



そうして3ヶ月がすぎた。


名前 ______

コア形態 人型 (オス)

Level 3


筋力 45

敏捷 40

知力 54

耐久 43

魅力 55

器用 40

体力 40

抵抗 48

魔力 45


技能 《技能:音響探査Le10》《技能:歌Le10》《技能:拡声Le5》《技能:采配Le9》《技能:居合Le10》《技能:刀技Le10》《技能:共感闘法Le10》《技能:忍耐Le8》《技能:魔法抵抗Le10》《技能:魔性祓いLe8》《技能:持久Le10》《技能:ディスプレイ》《技能:異界の知識》《技能:異界の調べ》《技能:孤独耐性》《技能:マップ》《技能:配下との意思疎通》《技能:全種言語理解》《技能:鑑定》《技能:配下共感》

称号 《称号:異邦人》《称号:孤独なる者》


魔素 588


魔素は自分の強化に使いました。特に技能:鑑定は高かった。

後は、魔法に抵抗する訓練や居合の型の確認。さらに、魔法を斬る訓練までしてみた。

・・・ホウメイのチャームに抗っていると忍耐を獲得し・・・手を出したよ。抗えないよあんなの、そしたらメキメキ持久が伸びたよ。どうしようも無かったんだよ。

取り乱した。深呼吸をして落ち着こう。

さて、配下共感を使い、新しく配下にした小鳥の視覚を共有する。久しぶりの日の下は眩しく感じるな。

空から領域を確認すると町を見つける。線路が確認出来るんだが・・・

思ってたより科学が進んでいるのか?

小鳥に命令し町に近づく、牛のような獣が馬車を引いているのが見える。なかなか広い町だな。廃坑があったからてっきり、寂れた小さな村があるくらいと思っていたのだが、町の名前を確認すると共有を切る。

「冷たいお茶です」

ホウメイのいれたお茶で一息つく。

「ホウメイ。ザンガと言う町はわかるか?」

「ザンガですか?工業都市のザンガザンガでしょうか?確かに町の近くにダンジョンはありませんし。昔は採鉱で栄えたと聞きます。しかし、都市が近い場所ですか。どうなさるのですか?」

「領域の支配は、都市は関係ないからな残りの魔素を使い小鳥を召喚し支配する。もし何らかのフロアボスがいれば、相手を見て戦う。勝てそうに無いならそれこそ冒険者を使えばいい。」

「そうですね。リスクも少なく、魔素を消費する以外は不安な点もないかと」

よし、なら実行だな。500羽の小鳥を廃坑の外へと召喚する。



次の日

《ザンガン山を支配しました。技能:配置を獲得しました。》

・・・かなりあっさりと支配できました。

「良かったのでは?」

「まあ、そうだな。魔素を見た後、予定通り行動しよう」

呆気に取られはしたがステータスを開く。



名前 ______

コア形態 人型 (オス)

Level 3


筋力 45

敏捷 40

知力 54

耐久 43

魅力 55

器用 40

体力 40

抵抗 48

魔力 50


技能 《技能:音響探査Le10》《技能:歌Le10》《技能:拡声Le5》《技能:采配Le9》《技能:居合Le10》《技能:刀技Le10》《技能:共感闘法Le10》《技能:忍耐Le8》《技能:魔法抵抗Le10》《技能:魔性祓いLe8》《技能:持久Le10》《技能:ディスプレイ》《技能:異界の知識》《技能:異界の調べ》《技能:孤独耐性》《技能:マップ》《技能:配下との意思疎通》《技能:全種言語理解》《技能:鑑定》《技能:配下共感》《技能:配置》

称号 《称号:異邦人》《称号:孤独なる者》


魔素 22817


魔素の数値が初日で過去最高です。どうしたらいい?

「そうですね。マジックアイテムでも身に付けますか?」

服や靴はあるのでネックレスと腕輪、あと紅麟の鞘を出す。

後は、町の調査だな。町の中に猫を数匹召喚すると、私はザンガザンガに向かった。

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