表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
廃坑のダンジョン  作者: 氷狼
2/14

2話

読み難いかもしれませんがお願いします。

誤字脱字はお知らせ下さい。


さて、とりあえず闇の中で動け鼠を捕らえる事が出来、消費の少ないモノを召喚する。

私の前には消費が2の毒蛇が10匹並んでいる。なんか整列してるんだが・・・

「よ、よし、獲物を連れてこい」

掛け声と共に門の外に毒蛇が一斉に出て行く。



1日過ぎた訳だが、この身体は空腹も眠気も無いようだ。そして、目の前に整列する6匹の毒蛇と7匹の鼠の死体。

さて、ディスプレイを見ると毒蛇が何をしたかわかる。2匹は鼠の群れに食われ、他の2匹は百足に食われている。鼠に負けるのは数をこちらも増やす事で対応出来るだろうが、百足はな・・・

とりあえず、鼠1匹を死体ごと他は魔素が抜けるのを待って、毒蛇達の餌にして、ステータスを開く。



名前 ______

コア形態 人型 (オス)

Level 1


筋力 12

敏捷 10

知力 15

耐久 10

魅力 17

器用 14

体力 10

抵抗 10

魔力 15


技能 《技能:音響探査Le4》《技能:歌Le2》《技能:拡声Le2》《技能:ディスプレイ》《技能:異界の知識》《技能:異界の調べ》

称号 《称号:異邦人》


魔素 584



ふむ。鼠そのままだと魔素は1、死体ごとだと3か、死体ごとの方が割合はやはりいいな。しかし、生き物だと食餌がいるしな。

僕召喚を開きメニューをスクロールさせて行く。

食餌が要ら無い僕・・・スケルトンか、消費は5の所を見ると百足相手は厳しいかな?しかしなかなか種類が豊富で消費事態はかなり変動できるな。

ギカントザウルススケルトン?になると消費は80になるし鼠のスケルトンになると消費は3だ。

なら鼠用に猫のスケルトンを並べてみるか

そして、10体の猫のスケルトンが並ぶ。かなり不気味だがこれなら食餌が要らないから良いだろう。

それから更にスクロールし、百足対策を考える。

しかし、百足対策か温度変化くらいしか思いつかないんだが・・・

いっそ、思い切って消費するか?なら熱風の妖精や吹雪の妖精だと大丈夫だろう、何せ消費が150もある。

更にスクロールし一つ目にとまる。

水晶の剣。器物系の魔物で宙に浮き、水晶のブレスや眷族の小剣を出し攻撃する。スケルトンと同じで、食餌も光源も必要としない。まあ、消費が500もするがこれにしよう。

6匹の毒蛇に10体の猫のスケルトン。そして水晶の剣が並ぶ。

「よし、獲物を連れてこい。水晶の剣は、百足を狙いなが、小剣で他の僕を守れ。」

小剣が数十本召喚され、それを引き連れた僕が門から出て行く。



1日たった訳だが、水晶の剣はあかんな。とりあえず、戦果は百足5匹、鼠35匹、蝙蝠138匹

百足と蝙蝠は水晶の剣が獲ったものだ。ちなみに毒蛇たちの戦果無し・・・しかし、鼠を見つけたり、追い立てたり、はたまた、百足をおびき寄せたりと活躍はしている。

ふむ。猫のスケルトンを更に増やして一時様子を見るか



1カ月ほど過ぎました。

因みにステータス



名前 ______

コア形態 人型 (オス)

Level 1


筋力 15

敏捷 10

知力 23

耐久 15

魅力 25

器用 20

体力 10

抵抗 10

魔力 15


技能 《技能:音響探査Le10》《技能:歌Le10》《技能:拡声Le5》《技能:采配Le8》《技能:ディスプレイ》《技能:異界の知識》《技能:異界の調べ》》《技能:孤独耐性》

称号 《称号:異邦人》《称号:孤独なる者》


魔素 2778



何度も、水晶の剣や猫スケルトンに命令してたら采配を覚え、暇なので唄って過ごしていたら音響探査と歌が10になりました。10より上にはならならいようだが・・・

さて、蝙蝠を狩り過ぎて居なくなってきた模様だが、領域の支配には、山一つや丘や平地一つなどの単位で支配しなければならない。更に自然の魔物がいる場合は支配者、フロアボスを倒す必要性もあるらしい。そして今この廃坑のフロアボスはデスセンチピード、百足の大型化した大百足が魔素により変質したものらしい。只今そいつが小剣に滅多刺しにされながら水晶の剣から逃げ回っている模様。百足はしつこいね。

かれこれ3時間は追いかけっこしてるよ。ついでに巻き込まれると大変なので、私と毒蛇6匹、猫スケルトン40匹はダンジョンでお留守番。若干狭くか感じる・・・《僕の水晶の剣がデスセンチピードを討伐。廃坑内の支配を行いますか?》

水晶の剣が倒したらしいな。

早速、領域を増やして見よう。

《廃坑をダンジョン領域にしました。技能:マップを獲得しました。メニューから使用可能です。》

ディスプレイを開きメニューからマップを開く。

鼠や蝙蝠、百足など僕でない者たちが画面に映る。まだ、3521匹ほど居るようだが、放置して良いだろう。早速門を開けて僕を外に出し、水晶の剣が帰って来ると新しい命令を出す。

「毒蛇は今までの様に鼠狩りを猫スケルトンは、10匹の群れで坑道内の警戒に当たれ、水晶の剣は私の警護だ」

配下は命令に従い散って行く・・・水晶の剣が私の周りを飛んで居るのは微妙だが今はいいか。

よし、ついにダンジョンの部屋を増やすぞ。

メニューを開き部屋追加を開く。

さて今回は、生物の僕を養う為、大規模な農場を作る予定だ。正直一人に飽きたのだ私は、なんだよ孤独なる者とかこっちは好きで一人じゃないんだ。

おっと話が逸れた。さてこの部屋のまえに設置でいいとしてメニューから農地 (大)を選択する消費1500だが投資だな。

《農地 (大)を設置しました。Levelが2になりました。ギフトの選択が可能です。》

ギフト?メニューを開くと技能獲得の項目が光っていたのでタップする。今まで見てなった消費が高くて手の出せなかった技能の幾つかが消費0になり色が変わっている。

ここは僕達を強化できる様に僕との意思疎通を取るとしよう。

《技能:僕との意思疎通を獲得しました。》

これで、猫スケルトンや毒蛇から話が聞けるのか?

『主人様、Levelアップおめでとうございます。』

・・・周りを見る。水晶の剣がキラキラしている。

「水晶の剣か?」

『左様でございます。』

無機物にも意識があるんだな。

「ああ、ありがとう」

私は、自分のステータスを開きながら今後を考える。



名前 ______

コア形態 人型 (オス)

Level 2


筋力 25

敏捷 20

知力 33

耐久 25

魅力 35

器用 30

体力 20

抵抗 20

魔力 30


技能 《技能:音響探査Le10》《技能:歌Le10》《技能:拡声Le5》《技能:采配Le8》《技能:ディスプレイ》《技能:異界の知識》《技能:異界の調べ》《技能:孤独耐性》《技能:マップ》《技能:僕との意思疎通》

称号 《称号:異邦人》《称号:孤独なる者》


魔素 6889



・・・なんか魔素が増えてる。しかも今も増え続けてるし、これは、僕以外の廃坑に居る生物や廃坑に溜まっていた魔素を吸収していると見るべきか

なら、魔素の回収は一旦止めて、農作業ができる僕を召喚して早速農作業に勤しむとしよう。

私は農場 (大)に行く・・・あれ?すごい広いんだが?もしかして今まで居た部屋は小サイズだったのか?あれでも僕が100匹は並べるスペースがあったのだが、広大な草原が広がる部屋は、端が見えないほどだ。

これ耕して農場にするのか、なら作業用の僕を多めに召喚しよう。

人型のコアが召喚出来るモノの中には人型のモノもある。その中から牛の獣人を選ぶ、人型は性別や職業などの設定が出来る為か消費が少々高いが、今回はピンポイントに職業:農家が選べ、自給自足が出来、身体が丈夫そうな草食の者を選んでみた。

さて、設定は職業だけしたがどんな僕がでるかな?

影が生まれ角と大きな身長が目立つ、そして出てきたのは若い女性の獣人で胸がすごく立派な子だったしかし何故裸?

「旦那様。よろしくお願いします。」

彼女は頭を下げたあと真っ赤になりしゃがみ込む。

「な、何故、私は裸なのでしょう?」

「私にもわからん。待てすぐに用意する。」

慌てて、宝を閲覧し平民の服を彼女に与える。

「あ、ありがとうございます。」

彼女が服を着ている間に後ろを向き、強化で技能:農業を持たせたウッドゴーレムを配置していく。

うむ、15体もあればいいか。

「あの、服ありがとうございます。牛の獣人です。」

彼女の言葉に振り向く、私より一回り大きいが可愛い顔の少女が若干赤い顔で挨拶してくる。

「ああ、ダンジョンのコアだ。早速だがこの農場の管理を頼む。技能を持ったゴーレムを配置している。使ってくれ、後必要な物があれば用意しよう。」

ぎこちないが、まあ、いきなり裸で召喚されたのだしかたるまい。

彼女の要望に応じて道具と収納用の小屋を建てる。

野菜各種に米、麦などを早速植える準備を始めた様だ、内装で泉を作り彼女には、一時の食料として大量のドライフルーツを用意し私は部屋を出た。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ