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作者:

以下は、文字と音の実験詩です。

詩を朗読しています。宜しければこちらもどうぞです。

https://youtu.be/3R5yliaT0bs





ひらひらひらひら

蝶のよに飛び散った火の粉を

わたしは、ぼうっと見つめていたけれど

それは、幻の火の粉だったから、きっと誰の目にも留まらなかった


独りよがりの湯気のように漂う言葉たちが行き先も分からずに惑っている

決して、届かないのです


枯れ草のような腕にわたしは、そうっと幻の蝶を乗せて


焼け付くように肌は爛れて

わたしは、そのまま蝶になりました


ひらひらひらひら

綺麗な蝶に

わたしは、赤いお着物を身にまとって

ふわふわふわふわしています

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― 新着の感想 ―
[良い点] ふわふわ、ふわふわ、 伝わらない言葉の断片が 散り散りに燃えて炎の欠片になって 宙を舞う蝶に化身したのでしょうか、 幻想的な詩はそれだけでも素晴しいのに、声を伴うと、もはや魔術の一種と…
2018/01/25 14:09 退会済み
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