窓ガラス割るなぁぁ!
大きなサファイアの色をした瞳、金髪のストレートヘア-、色白で小顔、巨乳で背が高い、その上赤のシルクののワンピ-スまで一緒だった!
「何か…二人向かい合わせで見ると合わせ鏡みたいですね」
そう隣人は、嬉しそうにエヘヘと言っていた。
何なのよ…最悪っ!この美貌は、マリン様だけのものだと思っていたのに-!!
私が隣人に凄い形相で恨んでいると
「あ、あの!貴方には任務があります!」
「はぁ?任務って何なのよ?」
何この隣人!私の美貌もコピーした上に任務があるって…どういうことよ!
わたくしは、イライラした。
「に、任務は…まず、来てください!」
「何処によ」
「………………」
何なのよこの隣人!わたくしの美貌をコピーするし、任務があるって言うし!その上、このマリン様の問いかけにも無視なんてどうゆうつもりよっ!
わたくしはイライラが積もるばかり。
「ねぇ、貴
「出来ました!」
満面の笑みをして言う隣人。
ったく何なのよ-!
イライライライライライラ……
「できたって何が?」
少し、起こり気味に言うと
「あっ!やっ、その…えっと…」
隣人は、ビビった。
ちんたらちんたら…遅いわね-!!早く言いなさいよ!早く!
イライライライライライライライラ…
「とっ、とりあえず私の手を握ってください!」
わたくしが言葉を発しようとした瞬間、無理矢理手を握りしめられた。
その瞬間、目の前にある壁一面にある縦に並んでいる窓ガラスに大きな穴が開いた!
「~~~~!」
な、なんですの~!!
「と、飛びましょう!」
「へぇ?」
隣人は、脱力したわたくしの身体を思いっきり、窓ガラスに投げた!
「~~~~!!」
またもや、声が出ない!
だって、いきなり投げ飛ばされたら恐怖で声が出ませんわ~!
…ん?
わたくしは、まっ逆さまに落ちた!
落ちるスピードは、止まらずぐんぐん加速していく!
た、確か此所は500階!落ちたら死にますわ-!
わたくしはそう思うと、意識が途切れた-…