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乙女ゲームの異世界どんっっ!!  作者: 新人ガ-ルリア
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美少年は笑う

「お母さん悲しんでたよ~」


「や、止めてっ!言わないで!」


「だって…」


「千夜!」


「お父さん殺したもんね!」


「…………」


私は、放心した。


キャハハハ!と狂ったように笑う千夜。


すると、いきなり私の目の前に来て


「だからお姉ちゃん殺さなきゃ」


死んだような目…青白い顔…まるで生きてないみたい…


千夜は、私の首にどこからか持ち込んだか分からない刃物を当てた。


「僕だって殺したくないよ…」


「じゃあ…殺さないでよっ…!」


「だってお母さんが…!」


お母さん…?お母さんが私を殺してほしかったの…?


私の冷たい頬に一粒の涙がこぼれた。


冷たい、冷たい涙。


私は、感情を爆発させた。


大量の涙が私の頬に流れる。


「う、ウワァァン!」


「うるせぇ!殺すぞ!」


さっきまでの死神の顔から凄い形相に変えて言う千夜。


刃物が私の方に向かって降ってくる。


もうダメかと思ったとき-…


私の前に堂々と立ち、千夜が降った刃物が顔に当たった。


かばってくれたのか…?


白い顔の美少年は此方を見て笑った。





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