第二話 いつもとは少し違う日(2)
間違っている文字は指摘お願いします。
*16/10/07 名字の説明を追加しました。
僕は捨てられた。
冬の朝に捨てられた僕は『真央』と書いた紙切れと一緒に保育園の前にあったらしいだ。
『黒野』と言う名字は真っ暗な冬の暁からちなんで、園長先生がつけてくれた。
保育園で送るのは高校まだ、大学に行きたいなら自分で稼ぐしかない。
今のは社会は物質万能主義の時代、生きる為には、金が必要だ。
生きる為には、大企業ではないとしても、少なくとも、中小企業は入らなければならない。
そして、その中小企業に入るには学歴が必要だ。
社会は物質万能主義の時代の同時に学閥重視の社会だ。
学歴、成績は与えられた仕事を十分にやったのかを教えること。
それが勉強をして成績を理由だ。
だから僕は僕に仕事を任せたらどれくらい頑張って、どれくらいの成績を出せるかを教える為に勉強をする。
物心がつくときからこの社会で生きていく方法を知った、それで僕は高校1年の時から大学に行く為のお金を稼いでいる。
無駄な話が長くなった....
◇◇◇
閑話休題
小学校の時は無難に過ごしたが中学校の時は勉強のせいで一人、そのままボッチに直行。
高校に入学しても中学のほとんどが上がって、中学と同じボッチのままだ。
だからこんなキレイな人が僕を知っているはずがないけど......いや、それどころか保育園の者、以外は僕のことを知るはずがないんだが.....誰なのよ.....?
「えーと.....誰ですか?」
「心服1ですよ?」
「はい?」
「心服1です」
「は?」
「た.か.ら心服1ですよ?」
.........
「その心服1って何なんだよ!?」
「心服って言えば心服しかいなんでしょう?」
......だめだ話が通じらねー
「ああっ!これどころじゃないんでした!」
「は?」
今度は何?
「早く行きましょう!」
そう言ってカウンター上の僕の手を握る.....そして、
「『ゲート:サンーダウン』!」
「うわああぁぁぁぁぁっ!!」
突然出た目が痛いほどの光に巻き込まる....
大丈夫かな...僕....
僕はそれを最後で気を失った.........