第一話 いつもとは少し違う日(1)
また、よろしくお願いします。
魔神転生期はしばらく休載します。
A街のあるコンビニ....
ピンーポン
「いらっしゃいませ」
僕の名は黒野真央、17の丈夫な高校生だ。
今はお金のためにバイト中だ。
「はい、100円です」
いつもと変わらない日......その中で『あいつ』が現れた。
◇◇◇
ピンーポン
「いらっしゃいませ」
「ひゅうー」
黒いロングコートに黒い靴、黒い手袋、黒い帽子の下の腰までくる銀白色の長い髪。
そして背はもちろん、モデルみたいに、いや人外のものに見えるほどの、それでこそもっと怪しい、美しい顔。
わぁ.....キレイな人だな....
「ふうーーー」
誰が見ても怪しいそうな姿のキレイな男はまた長くため息を吐き出して水だけを持って僕の前に置く。
「......あの」
「あ!すみません、89円です」
「はい」
「はい、100円もらいましたおつりの11円です」
「あ」
カランと10円玉が落ちる。
「あっ、すみません!」
「あ、いえ大丈夫です」
10円を拾うために腰をかがめる男、そしてまた腰を広げる瞬間.....
「うわあああぁぁぁぁぁっーーー!」
男が驚くほどに声をあげた。
「うわっ!な、なんですか?!」
「あ、あなた名前が!」
僕の名札を指して言う男。
「え?は?黒野真央ですけど....?」
「み、見つかりましたよ!魔王(真央)様!」
えっ、誰なのよこの人.....?
短いです!