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終わりを告げるかのように
始まりを祝いたいのに どうしてだろう
始まりを告げる鐘 僕は耳を塞いでいた
安らぎを手に入れたのに どうしてだろう
戸惑いを隠せずに 僕は顔を隠していた
凍えそうな体を必死に温めて 君は待っていてくれた
君の場所に帰って来れて 僕は幸せを手に入れた筈なのに
初夢はとても縁起が良かったよ
富士とか鷹とか茄子とか そんなんじゃない
君の夢だよ
夢の中でも 君は僕を待っていてくれた
柔らかいその微笑みで
不安と恐怖が溢れる どうしてだろう
隣には君がいて 僕は夢が叶った筈なのに
初夢はとても演技が良かったよ
偽者偽物贋物 わかっているのに
君の夢だよ
夢の中では 君の隣あいつがいたんだ
柔らかいその微笑みで
凍えそうな体を必死に温めて 僕は君を待っていた
僕の場所に帰って来て 君は幸せを手に入れたのだろうか
初夢はとても縁起が良かったよ
富士とか鷹とか茄子とか そんなんじゃない
君の夢だよ
夢の中でも 君は僕を待っていてくれた
柔らかいその微笑みで
終わりを告げるかのように