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都市伝説 Reboot  作者: UGM
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遭難

閲覧前に

この物語はどっかで聞いたあの怖い話・都市伝説をあまり怖くない程度に組み直した作品です

怖い話苦手! 嫌いという人を対象にしているので ガチなホラー・オカルト話を求めている人には向かないかもしれません そして途中で暗い雰囲気をぶち壊す表現やセリフも含まれます 併せてご注意


第一話 「遭難」


ある4人の登山家が雪山で遭難した

迷いながらも辛うじて雪小屋を見つけ 一度そこで暖を取ることにした


「すごい吹雪だ 俺たち 助かるのかな」


「夢も希望も無いことを言っちゃいけねぇ 救助を待とう」



下手に動くことは危険と判断した4人は この小屋で一夜を明かすことにした


が全員が寝るわけにはいかない もしかしたら救助がくるかもしれないからだ


そこで 部屋の四隅に一人ずつ座り 最初の人が壁伝いに正面の仲間のとこに行き 起こす

そこで最初の人は二人目のところに行き 座る これを一人ずつ繰り返すのである


こうして彼等はそれを始めた 

ちょうど4人目に当たる男は青ざめた顔で座った

二人目 三人目と進んでいく


そこで3人目が4人目のもとに向かう


「おい 起きろ」


相変わらず4人目の男は青ざめた顔で震えていた


「どうした 具合でも悪いのか?」


「おい お前らこれが何だか分かってやってるのか! こ これ スクエアっていう降霊術だよ!」


4人目は声を荒らげて叫ぶ

その声に 他のメンバーもなんだなんだと目を覚ます


「俺知ってるんだよ! こうやって同じようにスクエアやって! ・・・助かった奴らを」


一同爆笑


「助かるんならいいじゃねえか!」


「で でも降霊術だぞ! 何かしらの幽霊やら妖怪やらが現れるかもしれねぇ!」


と その時


ドンドンドン


ドンドンドン



扉を叩くような音がする


「な 何だ?」


「か 風か何かだろ! 天気も天気だしよ!」


ドンドンドン


ドンドンドン


が 音は規則的に 鳴り響く


さらに


「ごめんくださいまし」


女性の声 こんな吹雪の夜  だというのにである


当然 ビビる男たち


「お お前開けろよ!」

「いやお前が行けよ!」




揉めた末に リーダー格の男が向かうことに


恐る恐る扉を開ける


ギィィィィィィ


そこには 着物姿の大変美しい女が立っていた


と 同時に 全員勘付く ”こいつぁこの世のものじゃねえ!” と


「あ あのぉ こんな夜に 何か御用で?」


「遭難されておるのでしょう 麓までご案内いたします ついて来てくださいまし」


さて あなたがこの状況におかれた場合 どうするだろうか


この男たちも 同じことを思った


「いいい 行けるわけ ねぇだろ!」


誰かがそう叫んだ 女性は動じない


だが 救助隊が来れるかどうかも分からない吹雪の山中

どのみちこのままでは助からない


男たちは決断を下す


「よ よし 行こう 行こう!」


「では私の後を追ってくださいまし」


こうして男たちは得体も知れぬ女に付いていく


ザッザッザッザッ

ザッザッザッザッ

ザッザッザッザッ

ザッザッザッザッ


行けども行けども同じような景色


男たちの間には不信感が湧いた

やはり 雪小屋で大人しくしていたほうが良かったのか

そう考える者もいた


「あ あのぉ 本当にこっちで合ってるんですかねぇ・・・道」


「ご心配召されませぬよう」


ザッザッザッザッ

ザッザッザッザッ


「まもなくでございます」


女性がそう告げる が景色はあまり変わらないように見えた


「ここですか?」


と その時


彼等の背中を押すかのように ビュウウウウウ!と強い風が吹く


「踏ん張れええええええ!」


4人は風に負けまいと踏ん張った


やがて 風が止む


リーダー格の男はあることに気づく

「あれ? 着物の女は?」


そう あの女の姿がない


どこだと探そうとリーダー格の男が一歩前に出る


すると


ザザザザザ


何かがまるで深い所に滑り落ちていくような音


「!」


男は気づいた


「みんな 下がれ! 下がれ!」


全員を後退させる 状況の掴めない三人


「何だどうした? 女は?」


「あいつは俺たちを殺そうとしたんだ!」


「何だ!? はっきり言え!」


「この先は崖だったんだよ! こんなとこ落ちたら間違いなく死ぬ!!」


男たちは戦慄した

やはりあの女の所為なのか  


呆然と立ち尽くす男たち



バララララララ・・・


「! あの音は」


ヘリコプター 救助ヘリのようである

男たちは必死に叫んだ


「おーい! おおおおおおおおい!」

「助けてくれええええ!」


ヘリコプターは男たちの元に降り 彼等は無事に救助された


バララララララ


「た 助かったのか?」

「ああ間違いない 生き延びたんだ!」


男たちは共に喜びを分かち合った そして話題はあの女の話題に


「で あの女はなんだったんだ」


「決まってら ヘリから見えるこの場所まで案内してくれたんだ!! 現に助かったじゃないか!」


しかし 一人だけ リーダー格の男は腑に落ちない様子だった


「なら何故あんな崖の近くまで行かせるんだよ!」


と その時 辺りに女の声が響いた



「もう少しだったのに」















ホラー好きにはありきたりのエンディングです ありきたりだと笑い飛ばしても 実際遭遇すると どうなんでしょうね 

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