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完全敗北


「待った?」

「い、いえ!!」


遊園地前で待ち合わせ

俺は時間の30前に行ったんだが・・・・

もう、待っていた

嘘だろ?

結構早めに出たんだけど


「何時間ぐらい前から待ってたの?」

「1、1時間ぐらい」

「なぜ!?」

「いや、楽しみでしょうがなくて・・・」


うつむいて、しゃべる

恥ずかしいのかな?

こんな子を誰が殺そうとしているんだ?

うれしいのと、悲しみが渦巻いた


「それじゃ、入る?」

「はい」


そう言って、入り・・楽しんだ

そして、あっという間に時間がたち・・・


「じゃ、送るよ」

「い、いいです」

「いいよ。すぐだしな」


そう言って、送ろうとした

その瞬間・・・倒れた


「おい!!」


右手でこっちに引っ張り込んだ

そして、胸に顔を押しつけた途端に違和感を感じた

熱い

葵ちゃんの体が熱い?


「大丈夫か?」

「え・・ええ」


なんだか、おかしい

さっきまで元気だったのに

急に?

とにかく、俺は葵ちゃんを抱いて病院に駆け込んだ

俺はとにかく、心配でしょうがなかったが、待った

結果を・・・

そして、結果は・・・


「わかりません」

「え?」

「わからないんですけど・・・はっきりわかるのはこの子の死が近づいていることぐらいです」


わけがわからない

何言ってんだ?このやぶ医者

殺してやろうか?

俺はそう思って腰の武器をとろうとした

なにでころそう?

そう思った時だった


「いや~大変だね」


カーテン越しに聞こえた

殺気の正体

俺はゆっくり振り向いた

そこには・・・

俺がいた


「ちょっと表に出れる?」

「ああ、俺もちょうど話がしたかった」


俺は葵ちゃんを置いて外に出た

そして、誰からも視線を感じなくなった瞬間


「はっは、僕が誰だかわかる?」

「ああ、俺だろ?」

「うん、正確には君のいいところだけを持ったコピーなんだけどね」

「お前がやったんだろ?」

「うん」

「解毒剤を出せ」

「やだね」


やだねっといった瞬間に懐に飛び込んでナイフで攻撃した

だが、ガードされた


「ちっ」

「わかるよ。君のことはね」


ナイフを左手に持ち替えて、腰のハンドガンを取り出して撃った

だが、その弾も避けられた


「くそっ!」

「ふふ、無駄無駄」


また、武器を持ち替える

しかし、その瞬間に・・・

パアンッ


「カ・・ハッ」

「残念でした」


撃たれた

腹を思いっきり

しまった

今日に限って着てなかった防弾チョッキ

俺は自分の失態を責めながら倒れていく

意識が遠のく


「ふう、僕だから強いと思ったんだけどな」

「チ、チクショウ」


俺は最後の力を振り絞って、相手の足を掴んだ


「邪魔」


ドガッ!

俺は顔面を蹴られて手放す

・・・やってしまった

勝てなかった

俺は・・・また、失うのか?

大切な人を・・・


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