第4話 ギルドマスター
少しづつですがぴーすけにもチートの片鱗が見え始めましたね。これからがたのしみです!
皆さんも楽しんでくれたら嬉しいです。
提供元『こものどらごん』ぴーすけ
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4話:ギルドマスター
日没前に採取を切り上げ4人で街に戻る
「それにしても鑑定ってのは凄まじぃな」
「魔力切れにならねぇ旦那も充分非常識でさ」
「……」コクコク
鑑定メガネについては話していないので魔力が多いと思われているが3人もあまり詮索しないのでたすかっている
『褒められて悪い気はしないな、帰って何食べようか』
「ギルドに併設されてる酒場でいいんじゃねぇか?」
「あっしもそれで構いませんぜ」
「……」コクッ
そんな話をしながらギルドに戻る
「ぴーすけさん、ウルフの牙のみなさんお疲れ様です、こちらに採取した薬草をお願いします」
「あぁそれなんだがここに出すには量が多すぎる、裏の解体場でいいか?話したいこともある」
ギークがそう言うとエリスさんが隣の職員に何やら耳打ちをしてから裏の解体場に通された
解体場に着くと人は1人もおらず俺たちが入った後にゼフがドアに施錠をした
「旦那、これで大丈夫でさ、取り出していいですぜ」
そう言われたので持ってる薬草を種類ごとに出した
ヒール草·····232
マギ草·····406
解毒草·····262
丸1日頑張った成果なので目の前で山になると込み上げる達成感がある
「…………」
エリスさんは目を白黒させながら固まってしまった、再起動するまでに2分ほどかかったがその直後焦ったようにギークに問いただしはじめた
「こ、これは今日採取してきた分ですか?!どこかで購入してたり、ほとんど雑草だったりしませんか?!」
「エリス落ち着け、今から説明する」
「その説明は私も聞いていいかね?」
いつから居たのか入ってきたドアの前に体の一部がとても豊かでスーツのようなものを着た、体の一部がとても豊かな女性が立っていた
「マスター!助けてください!」
エリスさんが泣きそうな声でそう叫ぶ、これでは俺たちがいじめたみたいじゃんか
「エリス、落ち着きなさい。ギークさん、話を聞いても?」
「あぁ、だがここから先は他言無用で頼む、厄介なことに巻き込まれかねん」
「約束しよう、契約書でもよういするか?」
マスターと呼ばれた女性が俺を見る、俺に聞いているのだろう
「旦那、書いておいた方がいいですぜ」
『わかった』
それを聞いて女性はポケットから折りたたまれた紙を取り出し、こちらに渡してきた、こうなることを予想して持ってきていたのなら相当仕事のできる人だ
「それじゃあ話してもらおうか」
「あぁ、こいつはピースケって冒険者で冒険者にはこの前なったばかりでFランクだ」
「ほう?」
女性は訳ありだなという目で私を見た
「初日に受けた依頼で沢山薬草を採ってきたみたいでエリスが今回ピースケに薬草採取を頼んだそうだ」
「はい、前回はじめての以来なのに沢山採って来ていただけたのでギルドマスターが言っていた薬草が沢山必要になるって言葉に応えれるかと思い頼みました」
「話はそこからなんだが、ピースケは鑑定魔法がつかえる」
空気が変わったのをなんとなく肌で感じた
「その話は本当かね?」
『は、はい、使えます』
「私に使ってみてくれ、見えたことを言うんだ」
『はい、か、鑑定』
『カリーナ·····Lv142
職業···剣姫
スキル
剣舞 身体強化 ……』
「そこまででいい、予想以上だよ」
カリーナは驚愕した顔でこちらを見ていて残りの4人はそれ以上だ
「君の表情を見る限りしらないのだろうが鑑定で見れるのは名前までだよ」
『え、スキルや称号、レベルも見れます』
「これはとんでもない者がきたものだな、エリス、彼のランクを早急にあげるぞ」
「え、わ、わかりましたEランクに昇格手続きを」
「いやDランクまであげてくれ」
「いいんですか?!」
「あぁ私の権限で許可する」
私を置き去りにしてどんどん話がすすんでいく、ただそれを眺めることしかできない。
「君、着いてきてくれ、指名以来と今後についての話がある。ウルフの牙も全員ついてきてくれ」
3人は頷き着いていく、これは厄介な事になりそうだ
しかしぴーすけは憧れのチートと今後のあるかもしれない無双にすこしワクワクするのであった。
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事件が起こるまで1週間を切った。。。。
正式チート判定です。この後鑑定以外のチートも明らかになっていきます。
次回の投稿をおたのしみに
提供元『こものどらごん』ぴーすけ
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