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小者の行く末  作者: 白熊
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第3話 緊急依頼?

お待たせしました脱重たい回を果たし物語が進みます!

冒険者らしくもなってきますしちょっとしたチートの片鱗がでるかも??まぁこれからですのでお楽しみください。



3話:緊急依頼?


ぴーすけは冒険者ギルドの蔵書室に来ていた。この世界について知らないことが多すぎるため最低限の知識を得るために来たのだ。


『依頼でも見に行くかー』


結論から言おう、1時間持たなかった。

面白かったのは魔物図鑑くらいでそれ以外はもう忘れてしまった


「ぴーすけさん!来てくださって良かったです」


いつも落ち着いて受付をしているエリスさんがとても焦っていた


『どうかしました?』


「本来冒険者ギルドに依頼の強制力は無いのですが出来れば受けて欲しい依頼がありまして」


危ない匂いしかしないが話だけは聞いてみることにした


『とりあえず内容を聞いてもいいですか?』


「はい、依頼内容は薬草採取なのですが今回とても大量の採取になりますのでぴーすけさんには護衛をつけて採取に集中して頂きたいのです」


『え、そんな事ですか?全然いいですよ』


高難易度の討伐依頼とか危ない仕事を押し付けられると思っていたらただの薬草採取な上に護衛がいるならイージーゲームだろ


「ありがとうございます!護衛の方は冒険者パーティ『ウルフの牙』の方々で話は通してあるのでいま呼んできます」


そう言い残し足早にいってしまった


しまった、どんな人達か聞くのを忘れてしまった。やばい奴だったら困る。


緊張しながら待ってると受付のエリスさんが見覚えのある3人を連れてきた。


『え!お久しぶりです!』


「ほう護衛対象はピースケだったのか」


「旦那、お久しぶりですね」


「…久しぶり」


この3人が着いてきてくるならなんの不安もない


「それでは計4名様で依頼を受理いたします」


北門に向かいながら3人にはあれからどうしたかを話すが話終える頃には北の森に着いていた。


「うまくやれてるみたいだな」


『はい。本当に感謝してますそれとこれ、銀貨23枚です』


街に入る時に出してもらった銀貨3枚と餞別で貰った銀貨20枚だ。これを渡しても手元には銀貨が43枚は余る


「いや、それはしまっておけ、別れ際にいったがこの依頼から帰った時に飯でも奢ってくれ」


後ろの2人も頷いている

お金に余裕がある訳では無いのでとても助かるのでここは素直に受け取っておこう


『改めてありがとうございます、依頼を終わらせてはやくご飯いきましょう』


「あー。そろそろもう少し砕けた口調にならないか?ムズムズするんだが」


『わかり。。いやわかった』


この3人とはそれなりに話もして砕けてきたし丁度いい頃合だろう


「俺らは周りを見張るから薬草の採取はまかせた、移動する時は声を掛けてくれ」


『わかった、きをつけて』


「おう」


「旦那もお気をつけて」


よし、始めるか


『鑑定』


【マギ草】

【スズの花】

【マギ草】

【解毒草】


視界に入った薬草関係の植物の上に名前がでる。


『地道にやるかぁ』


1時間程やってあらかたこの辺のはとったから移動することにする、今の所こんな感じだ


ヒール草·····28

マギ草·····49

解毒草·····37


どれくらい集めればいいのか分からないのでギークに聞いてみるとあればあるだけ採れば買取はしっかりしてくれるから上限はないそうだ


2回ほど移動をして昼食をたべることにした、相変わらず冒険者のご飯は美味しくなく雑談しながら作業のように食べ進めた


「旦那、今どれ位あつめたんですかい?」


『えっと、ヒール草が81、マギ草が179、解毒草が100ちょうどですね』


「・・・」


ゼフが目をまん丸にしてこっちを見ていた。隣のギークとマリンも同じような顔をしてるがギークが口を開いた


「ヒール草もマギ草も元はただの雑草で魔力を吸ったりした変化でほんの少し見た目が変わる、それでも見分けるのは大変なはずだが、今のは本気か?」


『?鑑定を使ってるから見分ける必要はないけど』


今度こそ3人は目を見開いた


「ピースケお前鑑定をつかえたのか?!」


「旦那、それは気軽には言わない方がいいですぜ」


「…鑑定の魔法は習得条件もわからないし大体は王族だったり貴族が秘匿にしてる、だから鑑定の魔道具も存在しない」


鑑定のことよりこんなに饒舌なマリンさんに驚いた


『わ、わかった言わないように気をつける』


「あぁ面倒事になりたくなきゃそうしろ」


気づいたら食べ終わっていた食事の片付けをし、採取にもどるのであった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〜????〜


「そろそろ交代の時間だぞ」


「あぁ、特に異変はなかった」


「だが過去の資料との類似点からそろそろ近いそうだ、冒険者ギルドにも通達がいってるはずだ」


「できる限り先延ばしになることをねがうしかないな」


「全くだ、じゃあ戻ってしっかりやすめよ」


「お前も気をつけろよ」

え、ここで終わり?と思ってくださった皆様、楽しんでくれてうれしい限りです。だんだん物語は加速しますのでもっと楽しんでいただけると思います。

評価とブックマークもおねがいします。

提供元『こものどらごん』ぴーすけ

https://youtube.com/@komonodoragon?si=AWAEgGR5xSvrNdc3

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