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小者の行く末  作者: 白熊
21/42

第16話 希望

今回でライル視点終了です!

つぎからピースケに戻ります

提供元「こものどらごん」ぴーすけ

https://youtube.com/@komonodoragon?si=tQS60E-OziXFSagx


16話希望


「失礼します!団長!王都冒険者ギルドマスター統括ギルバート様から書簡と物資が届きました!人数は4人!冒険者です!」


外から見張りを任せていた騎士の声が聞こえる、物資はポーションだろうが数は期待できない。それに書簡というのは。。これ以上悪くはならないで欲しい、、


「入ってもらえ」


気を引き締めて待っているとすぐに手ぶらの4人組が入ってきた、団長が4人に労いの言葉をかけてピースケと呼ばれた男が小さなポーチから書簡を出す。おそらくマジックバッグなのだろう。


「。。。なに?そんな事が。。おい、ライル、これを読んでみろ」


団長が手紙を読み目を見開き驚愕の声を漏らす。。

これ以上酷いことはないと思っていたが。。


「え?わかりました。。。は?!こ、これは本当ですか?」


内容に目を疑った。

ヒールポーションが400ハイヒールポーションが90

納品されると書いてある、団長に促され事実確認をする為に声をかけるとピースケと呼ばれた男がポーションを持っているらしく取り出してもらう。


おそらく先に少し持たせてくれたのだろう。。ありがたい限りだ。


2分経過。そろそろ100本ほど積み重なるが。。ありえない。。あのサイズのマジックバッグにそんなに入るわけが無いのだ。。団長も含め呆然と眺めている


5分経過。おかしい、既に空きスペースの半分は積み重なったポーションが締めている。


10分経過。『こ、これで全部ですよ、ヒールポーション400本、ハイヒールポーション90本です』。。


夢だろうか。。もう半分以上は諦めるしかないと腹を括っていたしこれが終わったら文官長は降りるつもりでさえいた。。それがどうだ、突然現れた男1人が全員の命を助け、勝利に導けるだけの物資を運んできた。これを奇跡と言わずになんというのか。


「こ、こんなことが本当に。。」


「だがこれで何とかなるぞ」


「後は間に合うかどうか」


救護班も輸送班も戦闘指揮官も先程までの諦めの表情を消し、今後の事を考え始めていた。顔に絶望は見られない。


「考えるのは後でいい!4人でそれぞれ人を使って医療用のテントにポーションを運びこめ!こっからは時間勝負だぞ!せっかく貰ったチャンスを潰すな」


団長の言葉で3人が我に返る。


「「「「は!」」」」


返事をしてテントを飛び出す、さっきまでいたテントに飛び込み近くで応急処置をしていた5人の仲間に声をかける


「王都からポーションが届きました!手分けして運びますので着いてきてください!全員たすかるんです!」


「ライル文官長落ち着いてください。1人ついて行けば足りますか?何本くらいか分かれば手の空いているものをまわします。。」


まだ絶望している表情の仲間は私が士気を上げるために言っていると捉えたのかそう小声でいってくる。しかし、私はあえて全員に聞こえるように返す


「王都からヒールポーション400本ハイヒールポーション90本が届きました!目視で確認済みです!」


「っな?!」


「ライルさん!本当ですか?!」


まだ受け止めきれないのか目を見開いて呆然としていたり驚愕していたりしている仲間をとりあえず集めてから連れてテントに連れていく、するとガウェイン団長がテントの外にケースを積み上げてくれていた。。おそらく分かりやすく見せて士気を上げるためだろう。


「た、たすかるのか。。」


仲間の1人が呟きほかの仲間も泣いていたり目を瞑ったりしている。。


辺りのテントから騒がしい声が聞こえる。。


絶望ではない。希望に満ちたさわがしさだった。

ぴーすけがさりげなくやっているチートを可視化してみました。

意外とやることやってるんです。

ただの鑑定も意外とチートですよね

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