第七話 有償依頼で魔法使いの女の子を描きました(*´▽`*)
「ねこ~、早くお祭り行こうぜ~!! 焼っき鳥!! 焼っき鳥!! 間違えるなよ、タレじゃなくて塩だからな!!」
「あはは、わかってるってば。私も焼き鳥は塩派だからね。ちょっと虫よけするから待ってね」
「おい早くしろよ、焼き鳥が冷めちまうぞ」
「……おいキサマ」
「な、なんだよ……ねこ?」
「……帯はどうした?」
「帯? ああ、なんか苦しいからポイしてきたぞ?」
「キサマはあれか? 露出女……いや、露出猫なのか?」
「ははは、大丈夫だって!! 肝心なところは見えてないし外は暗いから見えないって」
「ひだにゃんが良くても私が恥ずか死ぬよっ!! ほら、帯持ってきなさい、焼き鳥買ってあげないよ?」
「ちぇ、せっかく楽だったのに……」
「別に無理に浴衣着ろなんて言ってないでしょ……ほら、後ろ向いて」
「へーい……お、そういえばまた有償依頼絵描いたんだろ?」
「うん、昨日はお休みだったからね、長編の連載も完結したし、久しぶりにまとまった時間取れたから一気に仕上げて納品したんだ」
「へえ~、それで今回の依頼絵はどんな感じなんだ?」
「11歳くらいの女の子で、白髪の魔法使いのバストアップイラスト。ハロウィンの仮装の参考に使うらしいんだ。可愛らしい女の子という以外は基本ポーズや衣装、髪型なんかはお任せだよ」
「11歳というと小学五年生くらいだよな? 魔法使いってもしかして魔法少女をイメージしてるのかな」
「うーん、それも考えたんだけど……ハロウィンだから魔法少女よりは魔法使い寄りにしてみたんだ。ご依頼主様に許可いただいてるから見せてあげる」
「おお~、魔法使いっぽいな!! さり気なくハロウィンっぽさもあるような気がするし」
「魔法使いに見えるかな? 衣装考えるのと描くのめっちゃ大変だった……白髪もね、銀髪と似ているようで結構難しいんだよ」
「なるほどなあ……それより手が止まってるぞ、サクッと終わらせて祭り行こうぜ」
「誰のせいだと思って――――ぎゅううううう!!!」
「に”ぁ”あ”あ”!? わ、悪かったからやめろおお!!!」
それじゃあまたね。お絵描き修行は続くのです!!