第六話 有償依頼絵 第三弾を描いたのです(*´▽`*)
「一緒に水かけっこ――――しよ?」
「……ひだにゃん、何やってんの……?」
「何って、読者サービスに決まってるだろ? 夏と言えば水着回は外せないし」
「なるほどね、水着と言えば最近ずっと水着イラスト描いているんだよね……」
「ああ、今最終盤に差し掛かっている長編の連載が丁度水着回なんだったよな?」
「うん、狙ったようなタイミング。やはり私は天才なのかも」
「はいはい、天災、転載」
くっ……完全に馬鹿にされている。
「ま、まあ……それがなくても夏には水着イラスト描くって決めてるんだよね、すごく練習になるし」
「うむ、たしかに去年よりも良くなっているように感じるな」
「でしょ? やっぱり積み重ねは大事なんだよ!! ふふん」
「そういえば企画参加作品の挿絵も描いたんだろ?」
「うん、神崎 月桂様主催の『バチクソにかっこいい女の子を寄こせ杯』に参加した書き下ろし短編のヒロインを描いたよ。これがそう」
神崎 美空ちゃん 『この美しい空の下で ~俺の生徒会長は世界で一番カッコイイ~』https://ncode.syosetu.com/n2115jg/
『おお、可愛いじゃないか!!」
『でしょ? でも……今気付いたんだけど、ヒロインの名前が企画主催者さまに被ってる……」
『わざとじゃなかったのか?」
『いや……天然、じゃなくて偶然、マジで」
『まあ……ねこだからな……」
「と、ところでさ、実は最近塗り方を少し変えたんだよね」
「そうなのか? 全然気付かなかったけど」
「とりあえず変えた方法で描いたイラスト見てよ。活動三周年祝いに贈ったイメージファンアートなんだけどね」
「なるほど……わからん」
「水着イラストだと肌色増えるでしょ? そのために試行錯誤してみたんだよ、実際に描いた水着イラストなんだけど――――」
「にゃるほど……わからんが、頑張ったのはわかるな」
「えへへ……ありがと、ひだにゃん」
「別に褒めたわけではないんだがな。ところでねこよ、そういえばまた有償依頼をいただいたそうだな?」
「よくぞ聞いてくれました!! そうなのですよ、本日先方に納品したばかりなのです」
「ほう……昨日までまったく手を付けてなかったのに、もう描いたのか?」
「描いてはいなかったけど、ずっと構図は考えていたからね。それに、描き始めてしまえば描くのは早いから」
今回いただいた依頼は、メイドヒト型アンドロイドです。アンドロイドといっても、武器以外では外見上の機械的な要素は無いので、普通に戦えるメイドさんですね。
苦手な全身絵ですが、これも修行の一環、頑張って描かせていただきました。
分子振動ナイフを逆手に構えたポーズ。可能であれば、ナイフとは逆の手に拳銃を持たせて欲しいとのこと。構図:については正面が理想、斜めでもOkということでした。
完成したのはこちらとなります。
全身絵で顔と両手の武器をきちんと見せるにはどうすれば良いのか?
めちゃくちゃ悩みました。あまりにもアクロバティックなポーズは今の私には描けませんし……。
何とか形にすることが出来てホッとしています。
「おおっ!! カッコいいじゃないか!!」
「元々の作品内での設定がカッコいいからね!! 少しでもカッコ良くなるように私なりに頑張って描いてみたんだよ」
「ところで……資格試験が来週だというのに余裕じゃないか?」
「ふふん、過去問やった感じだと余裕で合格ラインだよ、私の集中力を舐めないでくれたまえ。それよりも依頼を放置しておく方が勉強に集中出来ないからね」
「それじゃあ合格祝いはサクレでよろしく」
「ふふ~ん、期待しててくれたまえ」
それじゃあまたね。お絵描き修行は続くのです!!