第三話 プロフィールページを作って依頼受付出品してみた
「にゃううう……お外がずっと雨だぞ?」
「憂鬱……いや、にゃううつだよね」
「なんだよ……にゃううつって……」
「え? 今ひだにゃんを見ていたら何となく」
「はあ……まあいいや、ところでねこ、もうすぐ6月が終わっちまうけど例の件に進展はあったのか?」
「……なんだか月刊更新みたいになってるね……うん、一気に進んだよ」
「おおっ!! 具体的に何がどうなったんだ?」
「前回会員登録したSKIMAのマイページの設定とプロフィール画像とかギャラリーを作ったんだよ。ついでにかなり条件を限定した商品を出品してみた」
「おお……まったくわからないが、頑張ったな!!」
「うん……半日かかったよ……もう二度とやりたくない……」
「それは大変だったな……でも出品するのはまだ先の予定じゃなかったのか?」
「あはは……そのつもりだったんだけどね、ありがたいことに、ぜひキャラ絵を描いて欲しいという方がいて、期限付きのクーポンがあるから先に依頼だけ受け付けないと無効になってしまうんだよ。私もきっかけがないといつまでも先延ばしにしそうだったから、この機会に頑張りました」
「凄いじゃないか!! あれ? もしかしていきなり連載修了か?」
「……そんなわけないでしょ、むしろここからスタートだよ」
「だよな。それで取引はどんな感じになるんだ?」
「うん、その方から教えていただいたんだけど、SKIMAには通常の出品とは別に、個別条件で取引する専用出品って言うのがあるんだけど、今回は専用出品という形で向こうのご希望と条件に沿う形で依頼を受けたんだよね」
「なるほど……こちらの出した条件で販売するのが通常出品で、先方の個別条件で販売するのが専用出品というわけだな」
「とはいえ、今回は普段から仲良くしていただいている方で信頼関係もあるから受けたけど、今のところは専用出品をするつもりはないんだよね、あ……でも他にも描いて欲しいという方がいらっしゃるから普段仲良くさせていただいている方には専用出品で対応する形になるかもしれないかな」
「そうか、良い仲間に恵まれて良かったな」
「うん!! 本当にありがたいよね。私には今出来る精一杯の絵を描くことくらいしか出来ないよ」
「良いんじゃないか、それでさ」
「あ、それでね、ひだにゃん!! ついでに通常出品もしてみたんだ」
「ということは誰でも依頼が出来る状態になった……ということか?」
「うん、胸上一枚絵のキャラ絵限定でオプション・背景無し、つまりいつも描いているのと同じ条件にしてあるから、万一依頼が来ても安心だよ」
「ふーん、それで価格設定はいくらにしたんだ?」
「あはは……それね、すっごく悩んだんだけど、3000円にした」
「おいおい……いくらなんでも高過ぎじゃないか? 300円にしろ!!」
「さすがに絵を描く以外に取引するだけでもかなりの時間拘束されるから300円じゃやらない方がマシだよ……言いたいことはわかるけどね。実は私から贈ることが出来る招待コードっていうのがあって、そこから会員登録すると1000円OFFのクーポンがもらえるんだよ。それでクーポンが使える条件が3000円以上だから3000円にしただけの話です」
「ということは実質2000円ということか……まだ高いな」
「それで良いんだよ。当分余裕無いし、とりあえず形が出来たってことが大事なんだから」
いずれ価格に見合う絵を描けるようになればいいんだから。
「でもさ、万一依頼したいっていう仏様みたいな方が現れた場合、どこで招待コード手に入れれば良いんだ?」
「私のマイページのプロフィールからXのアカウントに飛べるから、そこから該当のポストにリンクがあるよ。見つけられなければメッセージもらえれば送ることが出来るし。でもちゃんと出来てるかわからないんだよね……自分じゃ確認出来ないし……」
「まあ……依頼来ないんだから問題ないだろ」
「そうなんだけど、それはそれで寂しいよね」
「しんみりしたところで今月のイラスト行くか?」
「あ、そうだった、手数料のこと言い忘れてた」
「手数料? ああ、SKIMAへ支払う仲介手数料みたいなものか?」
「うん、取られるのは知ってたんだけど22%だって!! だから、たとえば3000円で売れた場合、手数料660円引かれて、もらえるのは2340円ってこと。そこから振込手数料とか引かれるとさらに減るね……」
「なかなか世知辛いな……時給換算したら普通にバイトした方がはるかに良いんじゃないのか?」
「隙間時間にコツコツ稼げるのが大事なんだよ、SKIMAだけに」
「…………」
「と、とにかくさ、腕を磨いて受注単価を上げることが出来れば良いだけのことだしね」
「うむ、ねこのそういう前向きなところ好きだぞ」
「ふふ~ん、もしそうなったら、ひだにゃんの猫缶も高級なヤツにグレードアップ出来るかもね?」
「うおおおお!!! 何してるんだねこ、さっさと腕を上げるんだ!!」
「無茶言わないでよ……とりあえず最近描いた絵を紹介して終わろうか?」
「そういえばねこ、今月は滅茶苦茶忙しかったのによく描いたな?」
「そうだね……わりと本気で吐きそうだったよ……」
「吐きそう言わない。次回は描いた依頼絵を紹介するのか?」
「うーん……先方から許可もらえたらそうなるかな。予定は未定だよ」
というわけで、お絵描き修行の道は続くのです~!!
また次回お会いしましょう(*´▽`*)