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93.第9章 時が傷を癒してくれる。それは、嘘である。

運動部ってトレーニングで爽やかな印象ありますよね〜…

時間が過ぎれば傷を癒してくれる。そんな言葉がよくあった気がする。


それは、嘘である。


心理科学会誌がそう発表した。


完治した。


それも真の意味では怪しいところである。


細胞には再生回数の限界がある。


傷を多く作ればその分再生回数がそこであり、私たちは寿命を減らしているのだ。


私たちは傷を作るたび、痛めるたびに寿命が減っている。


寿命が減っているのにそれは完全に治っていると言えるのだろうか。


あくまでも完治という漢字を使うことに対しての私の考えだ。


「…私は長生きできないと思う」


「…うん」


「…後の人生、ずっと再婚とかしないで、よそ見しないでくれる?」


「当たり前。俺は、お前ほど全てが綺麗な人間を見たことないよ」


「最上の人を好きになった人が、それ以外で満足できるわけないだろう?」


「ありがとう。…私は、顔だけだったらあいつも結構好みだったんだよね…でも、顔が良くても一度無理だと思ったら、気持ち悪くて仕方ないもんだね」


「……確定だったな」


「まあ、ほぼ決まってたけどね」


私の行う正義の裁きに協力を惜しみなくしてくれたエイドリアンは、私のすることを、褒めて肯定してくれる。


辛いことを経験したことがない人は、容赦のない処分に、『それはちょっとやりすぎ』と言う。


果たしてそうなのだろうか。


いじめられて不登校になって、後々問題が発覚して加害者の身元が世界に割れたらやりすぎだと言うのだろう。


いじめられて学校で自殺して、後々問題が発覚して加害者の身元が世界に割れたらやりすぎだと言うのだろう?


同じいじめなのだから、そうなのだろう?


心の強さが人によって違うから?ある人は死ぬほどになり、ある人は人と会えなくなるのか?


程度が違うのか?


その子は強かったからなんて君は言えるのだろう?


死ぬのが怖いから死なないだけかもしれないのに。


私は未来を見たくなくなったから、過去の私を探すことにした。


私は過去にも傷つけられていた。





残念ながら


その元凶を許せるような心になる人生を


私は歩んでいない。





昔の過ちが昔で許されるわけがない。



あいつは反省していない。



今の私は許せない。


だから





残念ながら多分運動部の方が過激ないじめが多いですよね!


ニュースで出場停止になった運動部の〜とかは流れてくるけど、出場停止になった吹奏楽部の〜は全然聞かないですよ…


運動がストレス解消になるはずなのにどういうことでしょうか!


爽やかスポーツマンにはえげつない階級制度があるんですね…

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