89.第五章 A Classical R⚪︎ck あ?ころしたろか?
読んでいるタテ読みマンガ、たくさんあるのですが、結構誰と結ばれるか確定しにくいものあるんですね…と思っているんです。ですがこの度読んでいるうちの一つが、無事結ばれて欲しい人と結ばれない確定演出が来たので五体投地です!ありがとうございます!泣
「えー、それじゃあ、名前順に紹介してもらおうかな」
「じゃあ、エイベルさんから」
私は立って自己紹介する。
「はじめまして。エイダ・エイベルです。趣味は…射撃と寝ることです。」
「よろしくお願いします。」
私の自己紹介にパチパチと拍手が起こる。
常時その時に相応しい顔に認識される魔法なので、私の印象は普通だろう。
「エイドリアン・ゾー。趣味は魔法の勉強。」
最後の人はとても美しい人だった。Zoeといえば女性の名前で使われることがよくある名前だけれども、男性だとわかるのに、〈美しい〉がまず一番に合うような見た目をしていた。
最後に紹介したからか、一番注目を集めている気がする。
(…このクラスに、私の家に関わる者はいない。良くも悪くも。…まあ、友達なんていらないけど。前世の私はペア制度を絶対に導入させないようにしているし、1人も友達を作らなかったところで、授業中に困ることも、修学旅行で困ることもない。…はあ、復讐に終わりはないって本当だな…奴に関わる者は全て処分しても、全然満足できない。)
新クラスあるある、近くの席の人と仲良くなるで、私は隣の子に話しかけられて、一応友達というのになっていた。
「実は…だいぶ賑やかになってるから言えるんだけど…私、メンクイなんだ。このクラスにギリギリ入ってきた時、ほぼクラスの人はいたんだけど…眩い顔面が3人もいて生涯の運を使い切ったと思ったの」
「大丈夫?」
「そう…そのうちの1人がエイダね。普通に仲良くなりたいなと思ってたから、エイダが友達になってくれて嬉しい」
「そっか。顔目当て?」
まるで顔が良いから友達になったとこちらが選ばれる側の言い方をされた気になって、私はあえてきつく言った。
「…あ、ごめん、これだと顔が良いから友達になったみたいに聞こえるよね。いや、違うよ。ここの学校、制服いくつか選べたでしょう?まあ、あと、制服を着なくても良いし…それで、私が選んだのは定番だったんだけど…エイダも同じ制服だったから…。私、なんでも定番が基本好きなんだけど、意外とこの学校は色々とチャレンジャーな私服の人もいて、気後れしてたの。だから、エイダを見て、恐れ多いけど趣味が似てるのかな、仲良くなりたいなって思ったんだ」
その顔があまりにも邪気がなかったので、私は思わず毒気を抜かれる。
「…そっか。私は私服だと面倒だからっていうのもあるけど、普通に制服が可愛くて着てみたかったからっていうのもあるかな。」
「へへ!一緒!私も私服は毎日考えるの面倒だし、制服着てみたかったんだ!」
「そういえば顔面国宝の後2人は誰なの?1人は自己紹介で最後の人だと思うけど」
「え?あの顔見てイケメンだと思わなかったの?あの人だよあの人!」
そうしてドローレンスはとある人だかりを指差す。
確かにそこにはイケメンがいた。
「フローレスさんだよ!」「あ?ころしたろか?」
やばい、一瞬 A Classical R⚪︎ckに聞こえた。
フィギュアスケートのトリプルアクセルの伝説の選手の曲でこの曲、よく聞いてるんだよな…落ち着くから。
と、話が逸れた。
誰?野蛮なことを言ったのは。
浮気しませんか?系は余程のことがない限り、その浮気相手と結ばれるし、そこからのファーストキスの相手になるということは結ばれますよね!ああーーー!
私はヒロインを監禁場所から救ってくれた女王の息子と結ばれてほしかったんだよ!
本当の意味での幼馴染だよ!!
なんだって幼馴染は当て馬なんだ!!!
偶然助けただけ〜から始まる、絵もかわいいイケメンパラダイスなマンガでございます!血のつながった家族も多いけどな!




