76.第二章 ネタ・ファンタジア
処罰を与える…?
今日は音楽会である。
この世界ではみんなが音楽が好きである。
無音が好き、という人も地球にはいたであろう。主に宗教の関係者は特に。
だがこの世界はある意味宗教である四大君が音楽を広めた結果、みんな何かしらが好きなのだ。
私が今日歌うのは前世好きだった歌手、ジャッキー・エバンスの歌をイメージした『ネタ・ファンタジア』
小さい時は逆に声楽分野の方が完成された歌を歌いやすいのである。無論才能がないと無理であるが。
ジャッキーのは天使感ある演奏なのが良いなと思っている。
私はウィリアム・アドルフ・ブグロウの『天使の歌い』の絵の衣装のようなものを着て歌唱する。
実はルネサンスだったり、とにかくなんでも絵画で、みんながイメージするようなコスプレみたいな天使の格好をした天使の絵画は全然ない。
もう一つみんなが想像するのは裸だけど、それは完全に再現したら終わりなのでしない。
いや〜、確かに絵画のドレスって生地がやたらと多いイメージしかないから、おしゃれだとは思わなかったかもなあ〜なんて思いながら、私はデザイナーが取り寄せた中から絵画に出てくる衣装をモチーフとしたもので天使♡なこの衣装にした。
「続いては〜…」
パチパチパチ……!!
この音楽会は私は小学生部門で出場している。
年齢の幼い部門から開始となるので、私は二番目の開始部門だ。
〜♪
そして私は見事小学生以下部門で優勝した。
「…やったーー!」
私は複雑な気分だった。
なぜなら小学生未満部門の優勝者が今日の全てを持って行った気がするからだ。
Y⚪︎uTubeの『あの笛で演奏してみた#葬送のフリマ 戦闘BGM「ゾルトラークス」』みたいな動画名のぱとリさんの演奏動画みたいな演奏をした幼子がいたからだ。
当たり前だが優勝である。
もう決まりである。
「どうした?すごかったぜ?優勝したのになんだか浮かない顔してるけど」
「うーーん、優勝はしたけど…負けたなぁと思って」
「?」
「ほら、小学生未満部門の優勝者がさあ…凄すぎてさあ…」
「……」
「私は小学一年生、あの子は幼稚園最終学年だから、私、優勝できたの違う部門だったからだよお…まあいっか、すごい演奏生で聴けたし…というより地方で話題を取ったわけだし、早々離脱しようと思ったんだけど、来年もあの子と戦うためにあと一年だけこの音楽会にも出よ!!」
「…そっか、まあ、好きにしたら?俺は既に芸能界入りしてるから、なるべく早く来てね」
「ごめーん!話題が被らないようにと思って先にデビューしてもらったのにね!デビューはするよ?私の家の事務所で!」
処罰で既に『罰を与える』という意味なので
実は、処罰を与えるは
イコール 罰を与える与えるという謎の言葉になるので、間違えているんですね!
厨二病セリフによくある断罪が〜とか、罪系…法律用語だったり宗教用語は難しいんでみんな、気をつけてな!
私はいまだにカルマがわからないカラナ!




