58. 第九章 黒闇城
今回もぜひB'sのLOSE PHANTOMを流しながらイメージしてください
女子の全ての演舞が終わり、男子たちの番となった。
我がクラスの男子のテーマ曲、B'sのLOSE PHANTOMがなんとなくイメージ黒色なので、我がクラスの振り分けられた色、黒色にぴったりである。
LOSE PHANTOMを演じる男子たちはひとりひとり違う仮面をつけてマントを羽織り舞う。
『男子の演舞に移ります!最初は一年一組、赤団!テーマはーーー!〈野生的に賛成〉!!』
一年一組はCM NETWORKのGet Wildorを流す前半とラパン三世のテーマを流す後半どちらもカーチェイスをしていた。
2つの曲はアニメに使われていて、どちらの主人公が赤色がイメージにあるし、内容も楽しめるもので、一年一組には天才がいるなと思う完成度だった。
わああああああ!
―――
『さてさて次は、女子が圧巻の演舞を魅せてくれた黒団、二年二組!!テーマはーー!〈幻想を失う〉!!』
不吉な音とギターがかき立てる焦燥感のところでは地面が動く。
ゴゴゴゴゴ………
ヴァイオリンがサビのメロディを奏でる部分で、霧立つ魔法をかけつつ幻想的な黒い城が建っていく。
高い高い黒い城。
ピアノのところで城が開き、城の真ん中のホールが見える。
黒いマントを羽織り各々に仮面をつけた男子たちがホールの下から現れる。
ボーカルの歌い始めで炎が燃え盛る。
炎は様々な色に変化しながら男子たちはマントを生かした踊りをしていく。
2番も激しい踊りをして、歓声が湧く。
コーラスのようなところから魔法で無数の招待状を作り出し観客全員に届ける。
ギターのソロパートの間には観客が全員読み切れるようにする。
ヴァイオリンが際立つパートで観客たちが広い会場に鎮座する城に魔法で誘導される。
そしてサビに入ると城に魔法で連れて行かれた観客たちは、服が変わる。
自分たちの着ていた服はドレスかテールコートに変身して、夜の舞踏会に相応しい格好でメイクも施されている。
魔法によって、踊れなくても、小さい子でも体が勝手に動き、舞踏会のダンスに相応しいものになる。
曲が終わり、観客たちが着ていた服は元通りになり、演舞中に着せられていた服は黒薔薇が施されたバッグに入り、手元に現れる。
うおおおおおおおおお!!!
何が何だかわからなかった観客たちは、暫く経った後、やまない拍手をする。
後々この演舞を観ていた人たちは、残ったドレスやテールコートをオークションにかけることはなく、後生大事に家宝にしたのだとか。
この演舞は、二年二組の女子の演舞と共に、演舞ベストセレクションに毎回入るものとなった。
この時建った城は、二年二組が黒闇城と呼んでくださいと言ったことで、黒闇城を作りたいとの要望が全世界のお金持ちから届くことになる。建築会社はDVDをひたすら見返し忠実に再現することに大変苦労したんだとか。
ところでみなさん一年一組や、他のクラスの発表詳しく知りたかったりしますか?
評価の⭐︎5があればあるだけ書いてほしいと判断してしばらく演舞になる…かも。
応答求ム!




