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51.第二章 ざんこくよう

2.5次元は全然知らないのですが、鬼滅の刀の舞台での歌の『惨酷謡』←微妙に変えてます

Y⚪︎uTubeで偶然見つけてハマっています。

「ねえねえ、武道(ぶどう)さん、私、青藤(あおふじ)凛子(りんこ)って言うんだ!よろしく!」


「ああ、よろしく。青藤(あおふじ)さん。」


「僕はブレッド・フレアって言うんだ。よろしくね。」


「…よろしく」


武道さんは私の隣の席に座った。


この学校は毎月席替えをする。最初の月はみんなの名前を覚えやすいように名前順だけど、それ以外はくじ引きだ。


私はつい先日までぼっち机だったけど、今日は隣に机がくっついていて、転校生が来ると話もあったので、私の隣が転校生だとわかっていた。


イケメンだから休み時間ごとにそれはそれはすごい質問攻めにあうだろうなあと思ってたけど、なんなら私も質問攻めしたい。


「今日はまだ武道さんは教科書持っていないから、青藤さん、見せてあげてねー」


「はーい」


それから私は授業の度に武道さんに教科書を見せた。


この世界で私は魔法は得意だが、それは絶対にやたら長い呪文や魔法陣を暗記する必要がないからだと断固として言える。


よって、私は魔法陣はノートに一回習った時に書くだけで、漢字を覚えるために練習帳に何回も書くみたいなことはしない。


けれど、武道さんはそれすらもしなかった。


多分私と同じで、魔法陣を覚えなくても魔法を発動できるんだな〜と思った。


チリーン


「ではここまで!本日の授業は終わりとします。宿題はないよ、解散!」


「ありがとうございましたー」


「ねえねえ、武道さん。魔法陣、ノートに書いてなかったけど、もしかして武道さんも魔法陣なしでも魔法使える?」


「ああ。」


「そっかー、魔法陣ってなんかかっこいいけど、実際使ってたらそれこそ賢者が言うみたいに、書いている間に死ぬもんね〜」


「青藤さんも魔法陣なしでいけんの?」


「もちのろんよ!なんなら私は無詠唱だし、ブレッドも無詠唱だよ!」


そう言うと、武道さんは興奮したように返事を返す。


「俺も無詠唱!!」


「え、本当?じゃあ今度一緒に魔法でお互いの実力披露しあおうよ!ブレッドも呼ぶわ!」


「マジ?うわー、俺、無詠唱で魔法使える人を俺以外で実際に見たの初めてだから嬉しいわ。」


「俺のことは紅華って呼んでよ。青藤さんのことは…凛子って呼んでいいか?」


「いいよ!」


「それにしても…紅華って名前、紅蓮華(ぐれんげ)みたい。」


「…!」


「ねえねえ、なんの話してるの〜」


そこから近くにいたクラスメイトも話しかけてきて、私たちはみんなで盛り上がったのだった。



誰が誰の生まれ変わりか、それとも…


結構わかりやすいつもりですが、どうでしょうか?

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