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46.第十七章 おつかれSUMMER!

わだかまりをとく…この漢字は何かわかりますか?


また、祝杯をあげるは、上げる?挙げる?


うってかわってピッ駒おすすめマンガ今回も紹介します!

俺たちは閉会式も終えて、無事、今年の夏の魔法演は終了した。


まあ、この世界にある魔法演には夏しかない。春の魔法演は存在しないのだが。


「「おつかれSUMMER!」」


俺たちは打ち上げ用で予約を入れておいた店で2人で乾杯する。


結果によっては家族といたくないかもしれないし、ということで、最初の一次会は俺たち2人だけの打ち上げだ。


多分家族たちは俺たちが来るまでの間に引き分けという結果に合わせた打ち上げの準備をしている。


「くうー!引き分けかあ〜!ぐやじい!!」


アリエは『キィーー!とハンカチを噛む場面で必要なハンカチ風お餅〜福井から羽二重餅(はぶたえもち)〜』を注文して羽二重餅をハンカチを噛み締めるみたいにしている。


「俺の方が悔しいわ!なんせ俺は男だから身体的有利性があるんだから…」


俺はハリー・バッターで出てくるビールみたいな見た目の『バッタービール〜ハリー・バッターの世界〜』を飲んで、ジョッキをテーブルにコトリと置く。


「まあ、競技ってやっぱり男性のスポーツとかの方が迫力があるからねえ…色々有利なのに、今世も私は負けなかったから良いとするかなあ?」


「はあ〜」


「それにしても前世の自分に負けていても嫌だし、勝っても複雑だから、結果として比べられない、どちらも凄いで締めくくれたのはよかったよね〜」


「まあな」


アリエいわく、縦読みマンガだろうが小説家になりあがりだろうが、「前世の自分を好きなだけで、今世の自分は好きじゃないでしょう?」だったり、「今の私は前世のあなたじゃなくて今世のあなたが好きなのです」だったり、前世の自分や相手との繋がりで葛藤があるものが多々あったらしい。だが、正直言わせてもらえれば、俺からすれば前世の自分も今の自分も比べる必要性はないと思っている。


なぜならどちらも"俺"だからだ。


まあ、これはある一定の条件がある。そもそも幼い頃から記憶を所持しているかどうか、という点だ。


ある程度成長した後に記憶を取り戻したのであれば、その世界の自身の価値観も定着しているはずだからだ。


大体憑依やら転生ものは、思考や倫理観などが大分固定された年齢までの記憶を保持してなるものが多い…と思う。


それならその考えに基づいた行動をどちらの人生でも初っ端っから基本しているはずで、だったら前世と今世の俺に違いはあるかってあまりないんじゃないか?


顔などの外見や地位など、違うものはあるかもしれないが、性格は大まか変わらないのであれば、あまりにも前世と今世でその外見や地位が違うものでなければ、"自分"は曲がらないはずだ。


だから俺だったら「今のあなたが好きです」という発言は、前世の自分というもう1人の自分を否定された気持ちになってしまうので複雑になる。


というのはアリエも基本同じ意見なので、実は俺たちは個人競技に関してひっじょーーーに考えに考えて、前世と同じくらいのアイデアを出して釣り合うことができてホッとしているのだ。


「三代目からネタが尽きるっていうけど、恐らく二代目の俺たちはまだネタの宝庫だったな」


「私は原点にして頂点派閥だったけど、まぁいうて私たちも監督という意味では原点にして頂点だしな」


「ウェイ」


カンッ


ジョッキを突き合わしてもう一度飲む。


「さてと、じゃあ一次会が本番ではないという特異事例なので、二次会という名のパーティーに行きますか!」


「うん!」


俺たちはそうしてつまみだけ食べて店を出た。






蟠りを解く…らしいです。すれ違い夫婦系にわだかまりがとけるという文がよく使われていますが、『とく』じゃなくて『とける』だと、どうしても『溶ける』を思いつきがちですのでわだかまりが解けるとすることに注意しなきゃですねえ…


蟠、この漢字は蛇のとぐろをまくくらいでしか使わないとぐろという意味があるらしいです!


とぐろはぐるぐるなので、ほどくものだと考えると解く(ほどく)を使う理由が覚えやすいですね!


祝杯をあげるは、上げるでも、挙げるでも決まりはないのだとか?


(さかずき)を上げる、があるから祝杯を上げるは正しいだろうなと思ってましたが、祝いごとだから挙式と同じで挙もオーケーなんでしょうね〜…


ピッ駒おすすめマンガ第二弾ですが、タイトル少し変えて


『暴君が子どもになりまして』です!


完結済みです!


これまた井戸からひょっこりした身元不明の女性に憑依?した主人公。


ここは何の世界?あ!本で読んでた世界だ〜!ならこの先のことわかっちゃうから預言家として金をがっぽり稼いじゃおう!


あれ?捕まったぞ?え〜!?命が惜しくばその力で呪いで子どもになっちゃった暴君を元の姿に戻せ〜?!


私、この暴君の皇帝、推しだったんだよなぁ、ヒロインと結ばれなかったの可哀想…て思ってたよ〜!というか途中から出番なかったしなあ…


私のこれから、どうなっちゃうの〜⭐︎


というお話です。


これも話を読み進めていくとわかるんですが、

転生憑依が地雷の人でも平気だし、元はヒロインのこと好いていただろう、てんめえ…と思って地雷の人でも大丈夫な作品なんです!


話が上手で、二転三転あれ?あれれ?となるんですけど、一貫性があるので、矛盾はしていないという…読者は作者に振り回されること間違いなし!ちなみに第一弾で紹介したものと違い、めっちゃギャグが入ってきます。


今回紹介した作品も、前回紹介したものも途中で絵柄が変わることもなく、外伝でがっかり…なんてこともなく、打ち切りエンドじゃん…なんてこともなく、謎が謎のまま終わることもなく全部描き切ってくれていますよ!






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