31.第二章 ありがとう、前の自分。幼児、家を建てる。
教えて先生!二次元に出てくるようなハイスペイケメンの初心な男は存在しますか?どこで出会えますか?
一般に普及してる英雄たちが残した本を読んだ結果、いつの時代だかの自分達はやはりつくりたいと思ってた魔法は生み出していた。(何せ自分らが書いた本なので波長が合ってすらすら読めた)
初級、中級、上級、最上級を一巻からそれぞれ最終巻まで読み、一つずつ試してどれもできたので昔の自分よ、今世は魔法をスキップしたぞ。
そしてとりあえずエリクと家を建てることにした。
「ねえ〜エリク〜、どんな家にしよう?」
「そうだな…やっぱり俺らの家の所有土地は国でも超広いじゃん?そこを活かして、無駄に広い家と、秘密基地!作りたいよな」
「ナイスアイデア!それにしてもこの世界、ほんと不思議だよね…似非中世ヨーロッパでもないから、公侯伯子男とかの爵位も王族もいないし、かといって政治家一族とかはいないし、ほんとーに血筋関係ない世界があるなんて思わなんだ」
「…なー、商売が成功した家が、息子娘に継がせるのはあるけど、同族経営でも、下からの評価とかがきちんと見られるらしいし…ブラック企業が存在しないなんて…昔の俺らはだいぶ天才だったようだ」
「この素晴らしい世界に祝福を与えたもう」
「その中でさらにさらに坊ちゃんお嬢様な俺らはやっぱり徳を積んでるな」
そう、私たちはいわゆるマンガとかでしか見たことがない御曹司、お嬢様ポジに生まれたのだ。
私は製菓企業の中で世界で一番力を持った会社の長女。
エリクはAI的企業の中で世界で一番力を持った会社の一人息子。
「あ、女神も実在するらしいもんね、いつか現れるかもよ」
「他の英雄も生まれ変わってたりしてたらな〜て思うけど、大武人はこの世界の創造神の女神と夫婦になったからまずないな」
「転生しているとしたら…勇者かあ〜」
「俺らもめっちゃ近くの場所に地位も同じだったから、勇者も実は近くにいるのかもな」
「えーでもそれっぽい人いたっけ?」
「英雄並みの賢さの人はいねーな…」
「つーか俺らの昔の姿気にならね?写真魔法もあるし保存魔法もあるのになんで存在しねえんだろう…」
「いや普通に私たちが顔見せびらかしたくなかったからでしょ。実家とかにはあるんじゃない、実家わからんけど」
「ここには、『賢者の故郷は神の祝福が一番与えられし土地』って書いてあるけど」
「『英雄以外の何人も訪れることは出来ない』と書いてあるけど」
「天空の城ラヒ°ュタ的な空に浮かんでるのかもしれん」
「いやまあ、自伝にはさ、『生まれ変わった俺たちにのみ、その故郷は見つけられる。俺たちの遠く離れた世界の名前を唱える。その後探してみること。そうすれば俺たちの故郷がわかる。故郷には俺たちにのみわかることがある。その時勇者と呼ばれたあの人間のことをどう思うかは、俺たちもわからない』とか書いてあってなんか不穏だよね。まあ探すけど」
「お、アリエ、今ふと思ったけど海中に城作ろうぜ、海中の神殿とか神秘的じゃん」
「ホ°ケモンにあったやつか、とりあえず深海何メートル?」
「いや海のど真ん中に立てるより近くの方がいいからせいぜい深さ200メートルが妥当じゃね?」
「とりあえずそれで行こう」
「まあそれは置いておいて、最初に秘密基地造るか!」
「Yeah!」
そうして私たちは木の上に空調完備のログハウスを作り上げた。
「ハンモック〜!憧れてたんだよね〜木にハンモックぶら下げて寝るの!」
「虫も来ないようにしてるからな!理想と現実の乖離なんてこともないし、これいいわ〜」
その後、私たちは天空の城も作ったし、西洋風宮殿や、日本様式城、タワマン、茅ぶき屋根の家、レンガの家、ギリシャみたいな白い家、ヨーロッパみたいなカラフルな家…たくさん建てた。
そして後世これらの家々は、未だかつてない建築ブームを巻き起こすのであった。
いや〜生まれ変わったら男になったほうが良いのかな〜…
日本人って悲しいことにフィルターなしで可愛い子とか美人な子はたくさんいるけど、イケメンは本当いないよね…とか言ってるからダメなんだよね…
でも二次元に理想を詰め込みすぎてるから幼少期から二次元に触れていたら現実から目を背けたくなっちゃうジャン!
だってイケメンじゃなくていいとか言えないよ!子ども産む時美男美女が産まれたら嬉しいジャン!
え?美男に釣り合う女になれって?
痛いとこつくジャン!
ジャン!バルジャン!
〜それはそうとまだブラまどバトルシーンなんだが…さすがに次話で終わらなかったらやってらんノエルよ…




