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30.-第二部、第一章 もしかして私たち…生まれ変わってる!?

最近の鬱展開から急展開、コメディです



〜ブラまどガチオタの呟き〜


ブラまどヒーロー本当の意味で戻ってくるのまだ〜!?


もう耐えきれないよ!ノエルがこの章のルークなみに辛いことになってルークしか出てこない章とか出てきたらどうしよう!


もうやめて!とっくに私のライフはゼロよ!


ルーーーーク!!!!



なんだかなあ…なんだかなあ…毎回章の最後でノエルがケガしてるから今回の反動はまじでやばくて、そこから展開する次章も今度はノエルがやばいことになる未来が私には見えて仕方ないんだよなぁ…


ああああ

「――そして、勇者は自分を探しに行き、代わって賢者の息子が王となりました。五年後、王を辞めた賢者の息子は完全に姿を消し、英雄は全員姿を見せなくなりました。」


「え?英雄の血を引いた人が今でも活躍してるわけじゃないの?」


「それがねー、英雄の血を引いている人は全然出なかったの。自称する人はいたんだけど、どこからか英雄が見ているのか、制裁を喰らっていたから、嘘だって一目瞭然!そもそもこれだけ英雄の恩恵を受けているのに、なりすまそうだなんてなんてやつだって非難轟轟(ひなんごうごう)だから、自称する人は少なかったけどね」


「ふーーん」


「なあ、ミラベル。俺たち英雄超えれるかな」


「どーだろ…私たちがいくら前世持ちでも、なんか英雄もチートじゃない?とりあえず、英雄の残した本とか読んでみたいよね〜」


「あら、アリエ!実はね…私たちが使っている言葉は英雄が作り出したものと言われているの。英語と言われているわ。けれどすごいことに、英雄が文化保存の観点から守ったおかげで建国前の国々の遺産も綺麗に残っているのがほとんどなのよ。そしてその文化に、言語が含まれていることから、昔の他の国の言葉も残っているわ。協奏国の文化が偉大すぎて研究する人が全然いないから、知ってる人はほとんどいないけれど…それと、魔法書になってる魔法は全て英雄の考えた魔法なのよ!英雄は無詠唱で魔法を使えたっていうし、魔法陣を使っているのを見た人もいないのだけど…英雄たちは本に残す時に呪文や魔法陣を残してくれたの。私たちにもわかるようにってご自身は使わないのにわざわざ新しく作ってくれたのよ。」


「え!その本見せて見せて!」


「これよ〜」


「「………」」


「なあ」


「…うん」


「話聞いている時から薄々思ってたけど…俺たちと同じ世界の転生者じゃね?んで、このマンガ見る限り、英語広めてるけど日本人だろ」


「I think so.」


『魔法学〜初級編〜』と書かれた本をめくってみると、ページの端はパラパラ漫画があった。日本と同じページのめくり方で、完全に英語圏より日本のマンガ絵のパラパラマンガだった。


普通に面白かった。


「ふむふむ、エリク君や?これは私たちが新しく考える魔法を英雄が考えてる可能性非常に高いのでは?」


「だな」


「とりあえず英雄の本を読み漁ろう…」



―――



―暁の賢者から、学ぶ者たちへ


我ら賢者2人は無詠唱に、魔法陣を()かず魔法を発動することができたが、これは驕りではなく我らが違う世界の存在でもあるから想像力が豊富であったことが理由である。故に他者へ教える際に上手くいかなかったことから魔法陣というものを教えたが、恐らく我らでなくても無詠唱に無魔法陣は可能であると思うので、目指すことを勧める。


正直詠唱なんて待っている間に実戦では刃が飛んできて人生終了だ。


かっこいいと思うのは理解できるがだがかっこよさを追求した結果と、種類が多い為の判別として長ったらしい呪文が多い。


暗記が大変だろうこと察する。


なのでここで言う。無詠唱ができるのであれば最初から呪文や魔法陣は覚える必要はない。


テストで出すのは本当に為になることであることを祈っている。


我ら自身も大半は覚えていない。テストで出ようものなら落第点一直線なので我らを敵に回したくなくば呪文や魔法陣を書くこと、間違ってもこの序章の文を一字一句間違いなく書けなどとテストに組み込むのはよすべきだ。


我らはそんなテストを作成する者には怒りを覚える。


…我ら賢者の中では、魔法陣というのは魔法が使える世界での十八番(おはこ)だったため、作ってみたが、やはり才能がないとあの面倒な文様はそう何個も思いつかなかったため、魔法陣に関しては大いに困らされた。そこでアレンの協力は多大な助力となった。よってこの本は魔法・呪文に関しては暁の賢者と宵の賢者、魔法陣の文様はほぼアレンにより作られている。


それでは諸君がこの本を読み、大切な何かを得られることを期待している。



―宵の賢者から、学ぶ者たちへ


俺ら賢者は人権の尊重を考えに考えて、全てのものを残した。○歳向け教本といったものは、俺らから言わせれば正直『じゃあそれまでに出来なければ○歳レベルより下なのか』といった考えが出てくる。


遊具で年齢指定があるのは安全考慮もあり妥当だと思うが、教本に関しては俺らは否定的だ。


だから俺らは初級、中級、上級、最上級の四つの区分を作った。


非常に順番がわかりやすいと思う。世界には極上やら特上やら超やら色々あるが、表現としては良い。似たような語彙はつまらない文を避けることや知恵をつける上で習得すべきだが、レベル分けでつけられたらウザいことこの上ない。この世界がこの先、どっちが上なのかわからない区分などを作らないことを祈る。


準一級の下に二級を作るなよ。それは三級と言うんだ。


一級、二級、三級でいいんだ。


だからといって簡潔簡素だけが素晴らしいというわけではない。


芸術がその最たるものだ。


ことわざに真逆の言葉が両立するように、この世は矛盾で溢れている。


だから、善良な人同士が対立することもままある。


学ぶことは物事を深く考える勉強になる。


君たちが何か、善き人の幸せに繋がることの何か一つでも、懸命に学ぶことを祈る。


そうすれば、対立しても多角的に見ることが出来るはずだ。


最後に一言、何があっても怒鳴るな。



―――



「………」


「………」


「なんか…俺たちと似てね?」


「うん…これテストの時法律を全て一字一句間違いなく覚えなきゃいけないことを殺意殺意〜⭐︎と思っていた私と完全同じ部類の人間だわ」


「俺も…この準一級とかに関する不満とか完全に一致だわ」


「もしかして私たち…生まれ変わってる!?」


「前前前世かも」


「でもそれにしてはおかしくない?なんで地球の時の記憶しかないんだろ」


「うーん…まあさ、本だけ読めば良くない?とりあえず今世は今世の人生歩もうぜ。だって母さんたちからも賢者2人は夫婦だったって聞いてるし、まあ幸せだったんだろ」


「それもそうだね」


この中の主張は、いつか掘り下げてエッセイにしたいなと思っています。

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