29.四大君のおはなし
塔の上のラプンツェ○の日本語版吹き替え、しょこたんは十分歌うまくて、実際本人が歌った時まんまラプンツェルだったのに、違う人が歌唱してるの解せぬ。
四大君
―――序章
この世界を造りし四大君
1人は暁の賢者と呼ばれし真っ赤な髪にきらきら輝く緑の瞳の女の子
1人は宵の賢者と呼ばれし真っ黒な髪にきらきら輝く真っ赤な瞳の男の子
1人は勇者と呼ばれし金色の眩い髪に穏やかな茶色の瞳の男の子
1人は大武人と呼ばれし大地の色した茶色の髪に深い海の青色の瞳の青年
2人の賢者は神のごとく才溢れる子だった。
大武人は一騎当千、何人を相手しても勝てない武に秀でた者だった。
勇者は幼くしてこの世についてよく分かっていて、類稀なる才能を持っていた。
大武人は救った。
幼き勇者を。
命を拾い
知を伝え
武を教え
生きるため自分が得た全てを
分け与えた。
賢者は救った。
かの2人を。
命を助け
次元を超えた知を話し
武となるものを
智となるものを
娯楽となるものを
生命の元となるものを
誰も想像さえできないようなものを
つくり、分け与え、
周りに広めた。
賢者2人が考えるものは、この世界をよく知り、この世界の誰よりも英智に富む大武人と勇者ですら、神の使いだと思うほどだった。
賢者は言った。
「この世界を変えることに、協力しよう」
そして4人は世界を変えた。
数えきれないほどにあった、生まれては消えていく国々はなくなり、大陸全てが一つの国になった。
世界は平和になり、人々はみな英雄を敬い崇めた。
王になってほしいと四人全員願われたが、勇者以外は
「興味ない」
と、言い放ち、行方をくらました。
勇者は王になり、世界はますます発展した。
勇者は今までの学びをいかし、
等しく機会を与えた。
心優しい者に。
美しい音楽を学べる機会を
美しい詩を学べる機会を
美しい料理を学べる機会を
美しい礼儀を学べる機会を
美しさを学べる機会を
必要な勉強を学べる機会を
必要な使い方を学べる機会を
必要な生きていく術を学べる機会を
必要なことを学べる機会を
私たちはいつまで経っても彼らの高みに到達することはできないだろう。
だがしかし、与えられた機会を当然と思わず、彼らに近づく努力をし続けるべきである。
―――
今まで伝えられていたのは、ハッピーエンドのおとぎ話だった。
この本は、一番人気の本だった。
誰もが英雄の話を知っていた。
みなが本当に尊敬していた。
だから、「一番好きな英雄は誰?」なんていうのは最初にする会話の定番だったけれども、
誰1人として、英雄の4人を嫌うものはいなかった。
―――いなかった。
賢者2人が恋仲で、勇者が暁の賢者に片思いをしている、世界でも最上の存在の男2人に想われていても、誰も暁の賢者を妬むものはいなかった。
「あれほど綺麗で、至高の存在なのだから」
でも、勇者に寄り添った意見は生まれなかった。
「勇者様は諦めるべき」
「勇者様は想い続けるべき」
どちらも勇者には苦痛だった。
諦められないくらい近くにいたからか。
彼も完璧な存在で、普通なら誰にも劣るところがないからか。
想い続けるべきというその言葉は、結ばれてほしいと思って言っている言葉ではなかった。
なぜなら誰よりも暁の賢者と宵の賢者はお似合いで、勇者に釣り合うものはいないけれども、賢者2人も互い以外に釣り合う至宝はいなかった。
勇者はすごい。
賢者はもっとすごい。
誰も言わない。けれど、みなが思っている。
英雄の人気は
誰も言わなくても
一番目と二番目は、賢者だった。
大きな差があるのは、みなわかっていた。
自分で思っているのと、周りからもそう思われているのは、大きな違いがあるというのに。
私の好きなブラまど、もう終章なのかな〜って思ってます。好きな作品っていつまでも続いて欲しいって思ったり、中だるみするからいい感じの長さで終わらせて欲しいって思ったり、色々ありますよね。
…それにしても、今回鬱展開長すぎるのとヒーローの目覚めまでが長すぎて辛いんよ!
やめてけろ!
最強のヒーローが敵だからバトルシーン長いのは理解できるけど理解したくないんよ!
はやくハピハピドキドキキュンキュンシーンにしてけろ!




