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21.金ならある!金ならあるから子ども一人一人に余分なくらいに養育費を注ぎ込める

5分割の花嫁は誰推しですか?


⚠︎尚、後書きでネタバレを含む私情込み込み話をします

結婚式2日目も無事終わり、その後私たちはすぐに子どもを授かった。


そして村人みんなで楽しみに待ちながら生まれた子どもは男の子だった。


名前はユカリ。平和の象徴のユーカリと、私たちの(ゆかり)。男の子でも女の子でもこの名前にしようと2人で決めていた。


ユカリは黒髪に緑色の目をしている、瞳以外はゼノンにすごく似た男の子だと成長していくとよくわかった。でも、私たちの希望の"ゼノンとロゼリア"の血をひいていると分かる見た目なのが、とても嬉しくて、世界中に自慢したくなった。


翌年生まれたのは、双子だった。女の子が小さい頃の私の見た目そっくりで、男の子は私のお母さんに似た茶髪に緑目だった。


女の子はシャナ、男の子はナツと名前をつけた。

灼熱だったり、ココナッツだったり、(なつ)だったり、結局は響きがいいからだけど。


生まれる時は、王様業やってるアレンも呼んだ。


この世界も妊娠中や産後は気をつけなくてはいけないのは共通のようで、だから魔法がどんな影響を与えるかわからない為、ゼノンは自身にかけている魔法を極力減らした。もしかしたら近くに魔法があるだけで悪いかもしれないし、と、私たちは魔法に注意した。特に私は魔法の結界も全て外し、代わりにゼノンや2人のお母さんやお父さんにいっぱいお世話になることにした。


その後長男のユカリが2歳になり、双子のシャナとナツが一歳になった後は元どおりに完全に自分の結界を元に戻した。ゼノンもだ。


「……ということで、アレンには、魔法の胎児や乳幼児への影響とか調べておいて欲しいんだ〜」


「ああ、頼む。影響がないのなら魔法で結界とか張り続けた方が圧倒的に良いだろ?でも、そんな臨床試験する暇なかったし、かといってこれから魔法をもっと他の奴らも作り出していくはずだからさ、俺ら以外にも必要なテストのはずだ」


私たち2人はアレンにお願いする。


「うん、わかったよ。…あ、そうだ、これはユカリくんへの誕生日プレゼント。」


「え?これってもしかして」


「金箔を貼り付けたブーメランだよ」


「「」」


「…アレン、お前、(きん)が好きすぎじゃないか?お前からのプレゼント、王になってから金がついてないのないぞ?」


ゼノンが呆れたように言う。


「私は銀もプラチナも宝石もみんなキラキラしてて良いとおもうけどなあ…」


私も思わず苦笑いをする。


「お前金閣寺みたいなことしないようにな…」


ゼノンが忠告した。あの建造物は(きん)(かね)の無駄使いがひどいよね…素敵だけど。


「…うん」


アレンには話したことがあるのでわかってくれたようだ。そう、金閣寺をみた外人がジャポネには金が無限にあると考えたから、一歩間違えれば侵略の危機だったのだ。豪華にすることで豊かだと敵に目をつけられるとアレンに教えた。


「そういえばアレン、実は創造神メディが遂にアクセルさんを落としたんだよ!」


私はココイチで伝えたかった事を意気揚々と話す。


ちなみにメディとは、私がつけた創造神の名前だ。

MADEから発想した、我ながら可愛い名前だと思う。



「え、そうなの?」


「そうそう。アクセルさん、本当に好きにならない限り交際はしないって言ってたんだけど、ありのままの姿が好きになったらしいぜ」


ゼノンが答える。


「…あの、ギャル語?とかいうのを使いこなす姿を好きになったのかあ…」


アレンは不思議そうだ。


「いや〜メディの年齢がいくつかは知らないけど、同性で話が合うのあの子だけだからさぁ〜私も友として嬉しいよ」


私はついしみじみとした。


「んで、アクセルさんは死後は創造神の伴侶としてずっとこの世界を見守ることにしたらしい」


ゼノンはほっとしたように話す。



そう、アクセルさんは隠すことなく私たちに自分が創造神に希望する願いを教えてくれた。


その願いが私たちにとって、複雑なものだったから、尚更創造神と結ばれてほしかったのだ。


――


「自分は、生きる為とはいえ、数えきれない人を殺してきた。そして、俺の場合君たちと違い、本当に罪のない善き者も殺した。そんな俺が、今こうして平穏どころか、幸せを享受できているのは本来なってはならないことなのはわかっている。…だから、願いは、厚かましいが…死後魂が消滅して輪廻転生することなく終えることだ」


アクセルさんは願いについて、こう話した。


「誠なら死後は地獄に行かなければいかぬのは理解しているのだが…許してほしい」


「私はアクセルさんに殺された善人ではないから許すとは言えません…ですが、私はアクセルさんが血を流すのを引き受けてくれたこと、感謝しています」


私は考えながら話す。


「前も言ったかもしれませんが、物事が良い方向に変わる時も、悪い方向に変わる時も、私の前の世界ではたくさんの血が流れていました。戦争は果たして兵士として出る人のみが人殺しの業を背負っていると本当に言えるでしょうか?多分、兵士の食料を提供する農民だって、兵士の指揮をする人達に税を納める人だって、直接手にかけないだけで、人を殺しているのだと思います。あなたが直接手にかけた人の1人だったというだけで、この世界の人たち、少なくとも今生きている人たちはほぼ人殺しなんだと思いますよ」


「……俺は、前の世界の記憶を持っているから、例えアクセルさんに殺された善人だったとしても、恨むのはアクセルさんじゃないと思う…まあ、わからないけどさ」


「……そうか」


「………ありがとう」



――


そう言っていたアクセルさんが魂が消滅なんてことを望まず、創造神と共に生き続けると言った。


割とネガティブなアクセルさんがちゃんとポジティブになれたのは神のおかげだ。


メディは私たちとは違って本当に年上だし、大人の包容力もありながら、無邪気でほっとけない魅力的な神だと思う。


面倒見が良いけど天然なアクセルさんに本当にお似合いだ。


「よっす〜、あれ、王様じゃん!どした?まだうちとアクセルのラブ♡ラブカップル爆誕⭐︎については王様には伝えてなかったと思うんだけど」


「メディ、その、ラブラブカップルと惚気るのはやめてくれ…」


メディの後ろにアクセルさんが苦笑しながら歩いてきた。


「い〜じゃん!うちはアクセルがかれぴっぴになってまじテンアゲなの!自慢したいの!」


「おめでとうございます。師範、創造神様。永遠(とわ)に幸せなことを心より願っております」


アレンは最敬礼をする。


「…そうだ、2人が僕を呼び出したのは、魔力が子どもにどんな影響を与えるか調べてほしいという用件だけかい?」


「いや!実は俺らの子どもたちも全員4歳以上になっただろ?だから、念願の世界一周旅行をしに行くつもりだって直接伝えたくてさ」


「そーそー、やっぱり見識を広めるためには色々なところに連れて行った方がいいしね、もううちの子たちもたくさんのことに興味が湧く頃だと思うから、家族みんなでエンジョイするの!」


「そっか…一度もこっちには帰ってこないつもりかい?」


「いや?俺かロゼが片方ずつ転移魔法でそこそこ帰ってくるつもり。そのうち子どもも転移を習得して無理なく出来るようになったらちょくちょく家族で帰省するさ」


「まあ、もしかしたら子どもをまた欲しくなって長く帰るかもしれないしね!金ならある!」


そこで私は一番高額の札束を扇にして瞬時に広げる(練習した)。


「金ならあるから子ども一人一人に余分なくらいに養育費を注ぎ込めるから、金銭で不憫な思いはさせねーぜ!」


「ロゼ、札束広げんの練習したんだよ。ホントアホwww」


「プハッ!2人とも変わらないね」


「ロゼ、その芸採用!うちにもそーいうの教えてちょ!」


「こんなふざけたことをしていても最強なんだよな…」


ゼノンがこほんと咳払いをして話題を変える。


「……じゃあ、俺たちはもう伝えることは伝えたから」


「お〜い!ユカリ!シャナ!ナツ!俺らは話したいこと話したから、アレンと遊ぶか〜?」


「わーい!やっとおわった?」


「アレンあそぼ〜!」


「おうかんかぶらせて〜!」


「ははは!いいよ!なんなら王様になるかい?」


「それはやだー!」


「ぜったいやだー!」


「じぶんでかねつくるからいいー、ほら見て!」


「ゼノン、ロゼ、この子達は本当に賢いね…」


「ちょっと、ユカリ!まだ造幣魔法は教えてないのにどうして知ってるの!」


「お!ユカリ〜、ちゃんと本物の見た目してる札束じゃねーか!すげーぞ!偽札だったら指導を入れたが、これなら安心だ!」


「へへーん!おれもかあさんと同じアレできるよ」


そう言ってユカリが金を扇子状に広げた。


「はは…」


「おーすげーな!」


「なっ!ユカリ!私より札束の枚数が多く扇子にできてるのどういうこと!も〜私はすごい練習したのに〜!」


「やるぅ〜!ユカリ、シャナ、ナツ!うちの初登場もなかなか映え〜⭐︎だったんだよ!再現したげる!」


「わーみせて〜!」



それから私たち家族はみんなで遊んだ。



――そこには変わらない友情が、あると、信じてた。


本当は恋情から友情に変わってなどいなかったのに。











私はクローバーです!いっつも当て馬を好きになる私なのでどうせ五穀米ちゃんが正ヒロインだろと思ってたら、ネタバレ検索したら幸せのクローバーちゃんと結ばれた且つ、昔から関係があったのもその子ということですっごい嬉しかったです!


尚、ニセコイは負けヒロインの二大ヒロインの片方が圧倒的推しだったので途中まで買ってましたがルートが絶望的になったと思ってからは買うのをやめて暖炉にくべたくなりました。悲しい…千葉県のYさんが推している人が2推しだよ幼馴染は尊いのに…


ちなみに男主人公も五つ子の方は割と出木杉くんで

好きですが、お気楽なあっちは最初は好きでしたが進めば進むほど嫌いになりましたよ…


なお幼馴染がでた途端幼馴染推しになりがちだけれどもそいつが女たらしだと「結ばれるの?コレと?やだよこいつしかヒーローいないのゼッテー読まねえ」となるので、幼馴染ものはよくよくあらすじを読みます。


近くに好きな子がいるのに見ないフリしてヒロインが彼氏とかできたりした途端「やっぱりお前が好きだ!」なんざそうは問屋がおろさねえ!



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