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12.The Wild noticed that world is wide. (遠い目)

アクセルはこの村に来てから――正確に言うと、この村の魔法使いだと言う子どもたちに出会ってから驚いてばかりだった。


死ぬと思っていたのに生きているし、なんなら今までの傷痕が全て消えていた。それを治したと言った子どもたちはありえないほど美しいし、話している内容に関しては子どもの夢にしか聞こえないが話し方がその歳でできるものだと思えない。あの稀に使える人がいると言う魔法がそこまで力のあるものだとも信じがたいが、黒髪の男児が転移がどうとか言った途端に今までの森から家屋のある森で囲まれた村に移動して、赤髪の女児が謎の言葉を発したら自分が着ていた正服が見たこともない衣服に一瞬で変わったし、村に入ってから出会う人出会う人皆美しいが髪色も目の色も様々で統一性がない。


なるほど、神は下々とは違い魔法が比べることすら烏滸がましいレベルの域で、真実見目が美しいのか。神は世界を危ぶみ我々に力を貸そうというのか。


多分自分は死んであの坊主も死んだのだろうが、こんな天国で働き世界を変える役目の一部を担うなら一生いても良いと坊主も思うだろうと思った。


なんだか神にしては等価交換の実とやらは悲しい話だなと思うものもあったが、神話とはそういうものだろう。神話は見初めた人間の連れ去りなどが平然と行われるのだから、まあ、そうなのだろう。


歓迎会という名のもとで開かれた演奏が異次元に上手いことできっとこの方々は音楽の神であろうと確信していたところ、演奏の随所で葉っぱが吹き荒れたり、雪が降ったり、強風が吹いたり、炎が噴出したから現実だと思い直した。


神はこんなことは思い付かないだろう。神話では神は生命を創り出したりするが、こんなに細かい芸を成す神は聞いたことがない。


彼らは人間()で自分はまだ生きていて助けてもらったのだと。


そしてこの魔法(これが魔法なら今までの認識は改めて魔法を使える人間は皆等しく高給取りにすべきだと思う)が、この村の者たちが全員使えて、尚且つ教えたのだろう子ども2人が余興で使った魔法と言っている時点で、少なくともこの子どもたちにとっては赤子の手をひねるレベルなのだろうと思うと、この子どもたちのうち1人でもいれば世界が滅ぼせそうだと思った。


その後出される見たこともない料理(赤髪の女児――ロゼリア嬢は「美女と野獣風に提供してあげるよ」などと言いしばらく料理が宙に浮いたり食器類が踊っていた。やはり神は以下略)は森の中で食べた果物同様とてつもなく美味しく、確かに森には加護があったのだなと思った。


しかし神ではないが今まで聞いてきた神よりも遥かに善神らしい村人たちはのほほんとしていて他の世界は知らなさそうだが、恐らく一番強い魔法使いの子どもたち2人に関してはこの村以外の世界を危惧している。


神のような力を持つ見目も良い意味で人とは思えないこの子たちが世界を絶望し滅ぼそうとするのではなく、良い世界に変えていこうと考えているのならば、神のよう(以下略)でも子どもであるので、自分も全力で頑張ろうと思った。


これまで戦神と崇められていた己は自惚れていたのだなと反省した。戦神は呪文を唱えるだけで世界を滅ぼせるだろう。私は飛んでくる矢を掴んだり、7キロの石を正確に城に投げ飛ばしたり、槍を百メートル先の敵将に投げ討ち取る位で化け物だと言われていたが、鍛錬不足だった。(この話をしたらゼノン殿もロゼリア嬢も「いや…俺たちはあなたの方がよほど天性の神だと思いますよ」と慰めてくれた)



先週から首を長くして待っていたブラまどが新章開始して大歓喜しています。アニメ化の際は作画崩壊やキャストのハズレがないよう祈っています。絶対に書籍化、マンガ化ときて、アニメ化しますね。(確信)一生で一番好きな書籍になると断言します。そんな書籍が本のカバーから挿し絵のイラストも最高、漫画本もカバーから中の絵柄も最高で多分私の人生で一番運を使ったと思います。ノエルークよ永遠に。ガウェレティも尊い。クロエヴァの人外コンビも好き。敵キャラも善良なキャラは全員魅力的。みんな素敵なのにそれにも関わらずヒロインとヒーローが際立って輝いて見える。公式美形(ただしノエルは美幼女風)が主役はやはり最高である。女子向けの設定なのに、男の人も面白く読める。というよりこれはいわゆるなろうで初めての、女子向けだけど男子にもおすすめとか、男子向けだけど女子にもおすすめ的なのではなく、女子向けで男子向けの二刀流作品なのでは?


〜以上、完全にブラまど重度のオタクからの心の叫び〜

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