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ある日突然に0068

さて、一夜が明け再び日は巡るってヤツですな。

ガリルです。

皆さんは良い夜明けを迎えておられますでしょうか?

私は実に清々しい朝を向かえ、日が昇る前から部屋を出てのお散歩れす。

衣服は自分で選びましたよ。

淡い青のストライプシャツにスラックスと革靴れす。

スニーカーが良かったんだけど、この世界には御座いません。

今度開発しようかなぁ~

何せ数万年の時を隔てて学んだ知識は伊達では無いのだよ、明智君。

既に練成術マスターと化した我に掛かれば、マナより物質を作り出すなど容易いのだぁ。

わぁはははははぁ~ってか。

遣らんけどね。

いやね、現界で容易く力を行使する事を方々よりキツク諌められておりやして…

なんでやねんっ!

当然、そう疑問に思う訳でして、それについて尋ねたら…

「まだまだ制御が甘過ぎるからのぅ」

困った様に告げられました。

いや、制御が甘いって…あんるぇ?

自覚が全く無いのですが…どゆ事?

不思議に思っていると続けて告げられる。

「制御が甘いと練成術を行使した際に無差別にマナを搾取して物を創る事になるであろうな」

「ほうじゃのぅ。

 したれば、辺りの物質を分解してマナを搾取する故に、辺りの物や生物が瓦解しような」

そんな事を…

いや、コワァッ!実に怖いれすからねっ!

そんな訳でぇ、そこら辺の制御が出来るまでは現界で練成術を使うのはご法度なのです。

いやね、マナからじゃ無くて練成素材を用意して行えば良いんだよ。

ただ勝手に品物を俺が用意できない訳で…

だから現在は練成不可能な訳です。

いや、召喚室では可能だよ。

彼処のマナ濃度は非常に濃いのです。

故に…オイラの体に大量のマナが雪崩れ込んで来ましてな。

俺の体内マナ濃度は更に濃密になったとです。

どうやら俺は超マナ吸収体質なのだとか。

この体質のせいで大量のマナが俺へと宿り、故に神族魔族の方々との契約が行えたのだとか…

一応は大丈夫かは考えて下さっていたのね。

ま、無事だったから良いけどさぁ。

そんな事を考えながら、屋敷の敷地内を散策れす。

兎さんは好きです、けど栗鼠さんは、もっと好きです。

うん、小動物のパラダイスやね。

これがね、これがねぇっ、人馴れしていて逃げないのぉ~

うん、寄って来るなんて可愛い(かわゆい)のぅ。

そんな小動物を愛で小鹿に跨りながら散策をね。

木の実だって生っていやす。

そんな木の実を摘みつつ食べ食べ移動ってな。

無論、一緒に居る子達にも御裾分けをね。

朝露もキラキラと輝き、空気も美味い。

実に優雅な、優雅な散策でやんすが…

何者かがコソコソとついて来ていやす。

いや、分かっているんだけどね。

メイド軍団…何時気付いて何時から後を付けて来てやがんだよ。

確かに出て来た時には居なかった筈だ。

何時バレた?

しかし…息を荒げ鼻を押さえつつ付き纏うのは止めて頂きたい。

完全に変質者であ~るぅ。

っか、その荒げた良きが無ければ気付かなかっただろうな。

なんと言う見事な穏行の技であろうか。

っか、アンタら本当にメイドさん?

職種を間違えて無いかね?

そんなん思いながら屋敷へと戻る。

小鹿から降りて小動物達と別れる。

屋敷へと戻ろうと…

うん、拉致られました、いや、回収った方が良いのかな?

メイドさん達に捕まって浴場へ。

綺麗キレイにされてから下着を着用の後に自室まで抱き抱えられての移動れす。

いやね、ラグビーボールじゃあるまいし、次々にメイドさん達に回し抱きされつつの移動れす。

確かに、ある意味抱き抱えられると柔らかな物が気持ち良…ゲフンゲフン、何言わすぅ~

『おぬしが勝手に言っておるだけじゃわいな』

確かにね。

まぁ、サラマンディルも羨ましそうにしなくてもさぁ。

『わいに飛び火ぃっ!』

何か驚愕している様だけど、その間にも部屋へと到着れす。

いやね、分かってましたよ。

毎日の事だしさぁ。

けどね、衣装が増えておりませんか?

んっ?

メイドさん達が戸惑っているな。

どしたんだろね。

良く々調べてみたら…神界産、魔界産、仙界産の品々だったね。

んっ?幻界産ってか?

いや、彼処は文化レベルが低い為、この様な衣服は作れないのだとか。

っか、そう言う話じゃねぇっ!

何で3界の衣服が混ざってやがるっ!

此処へスニーキングでも?

何をしてらっしゃるのむやら。

けど、一瞬の戸惑いは欲望には勝てなかった様で…

何時もに増して長い着せ替えタイムと相成りやした。

ぐっすん。

そんな着せ替え人形ファッションショーを朝から行いグッタリれす。

そんな俺様は、お腹空き空きであ~るぅ。

余は朝食を所望じゃ。

などと考えつつ食堂へと。

ま、お袋様も何時の間にか現れ参画してやしたけどね。

当然、ウィンティアはお袋様に抱かれて登場した訳でぇ…

着せ替えショーをお袋様と一緒に観ておりやした。

時々…

「ふふぁ~

 にぃにぃ、きりぇやえ~」

とか…

「にぃにぃ、ちゅごい」

などと聞えて来ましてな。

そら、私のテンションもアゲアゲっうものでやんす。

そら仕方ないと思うのです。

その着替えている間…親父様は1人食堂にて待機れす。

前に一度、俺の部屋に様子を見に現れた事があったんだけど…

「女人のみの場に男性が立ち入るなど言語道断です!

 でてけぇっ!」

ってお袋様に追い出されておりやした。

いや、おかしくね?

俺って男なんですけど…

いや、はい、私には発言権は無いのですね、分かったでやんす、ぐすん。

ってな事があってな、親父様は食堂にて待機となった訳でして…

俺が疲れて食堂へと入ると、親父様が労わる様に見て来る。

そんならなんとかしてくれぇ~

そんなん言いたい。

まっ、親父さんとお袋様との力関係では無理だと知ってけどさぁ。

納得いきませんっ!

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