ある日突然に0067
何故か神族方々、魔族方々及び仙人仙女の方々に気に入られちゃったみたいで…色々とむ知己を得やした。
っても惑わされて数万年の時を此処で過していたとは、驚きですけどね。
いやね、幾ら老化成長を抑制していたってもさぁ、流石に遣り過ぎだよね。
俺の場合、元々の魂が老年域からのスタートだから、まだ良いわさ。
これが本当に幼子だったら、体は幼子心は成人っう事にもなりかねん。
是非とも止めて頂きたいものであ~るぅ。
さて、多くの事を学んだが…学問に終焉は無い様でしてね。
まだまだ学ぶ事や研究開発する事は多く多岐に渡ります。
そして、それが楽しく面白いときた。
ふむ、俺の性に合う様だな。
なので…
「是非とも、学ばせて頂きたく思います」
にっこり微笑んでゼウス様へと応える。
「ほほほほほぉっ。
そうか、そうかぇ、では頑張ると良い」
楽しそうに笑い告げるゼウス様だったが…
相変わらずの轟音にも似た轟声が轟きやしたとさ。
ウッサイわっ!
そんな遣り取りを終え扉を開いて外へと。
したらな。
学院長とティナ先生が廊下へと部屋から出た所でやんした。
っと…そうか。
外の時間は刹那も経ってなかっただっけか?
困ったもんでやんす。
って…もしかして…今から授業ですか?
いやね、オイラさぁ、今迄、数万年の時を経て学んで来たばかりじゃん。
お家へ帰りたいのぉ~ん。
ウィンティア成分が不足なりぃ。
なので教室へ帰りながら、如何に屋敷へと戻るかを考え中れす。
だが、その様な心配は杞憂に終わる訳でぇ…
「ガリル君、今日の授業は中止とします。
召喚室の件を色々と検討せねば、此処の運営は行えませんのでね。
だから今日は下校して良いですよ。
あ、それと、召喚室の話は内密に願いますね」
そう学院長が早口で言い放つ。
そして続けてティナ先生へ…
「ではティナ、参りますわよっ!」
そう言い放ち、踵を返して颯爽と歩き始める。
「はぃぃぃっ!」
そう返事を発し、ティナ先生も学院長に続く。
いや、都合は良いんだけど…さいですか?
ならば行きますかねぇ。
急に休校となった訳でぇ…のんびりと歩きながら下校となりやしたとさ。
そして無事に屋敷へと辿り付き屋敷へと入ったのだけれど…
リビングへ到るとお袋様が何やらオロオロとしていやす。
いやね、あんなお袋様は珍しいなぁ~っと、そう思っていた時もありやした。
そんなお袋様、俺を見た途端に慌てて俺へと駆け寄るんだぜぇ。
べっくらこいたわさ。
何事ぉ~っ!
「ガリルぅっ!
大丈夫なのっ、体に異変は無いっ!」
大慌てれす。
どったの?
「大丈夫だけど…どうしたの?」
いや、本当に、どったの?
「お母さんが契約している神族のアテナ様からご連絡があったのよ」
へっ?
「ガリル、貴方複数の神族魔族の方々と契約したって…
本当の事なの?」
学院長…召喚室の事、既に内密にする事は不可能かもしれんとです。
どないしょ~
「ま、まぁ… そうだねぇ」
困った様に告げると…
「なんて無茶な事を…」
お袋様が絶句して、俺をマジマジと見るが…
どゆこと?
して詳しく聞くとだ。
神族魔族の方々との契約は精霊本契約と同じ事が発生するらしい。
故に契約には膨大なマナが必要であり、そのマナが足りぬ場合は身が消失する事もあるらしい。
故に複数の方々との契約は困難を極め、複数の方々と契約を交わす者は稀少とも。
つまりは、お袋様であり親父殿である訳だ。
そんな神聖術と闇黒術の担い手は稀少であり珍しい存在なのだが…
そっかぁ…多くの方々との契約は身の消失を招くねぇ…
って、俺ぇっ行ってんじゃんかぁっ!
何曝すぅっ!
こわっ!マジこわっ!
良く無事で帰って来れたもんですたい。
って思ってっと…
玄関のドアが大きな音を立ててて開き…
「ガリルぅぅっ!
ガリルは無事かぁぁぁぁっ!」
親父殿が大声を上げながら屋敷へと飛び込んで参りやした。
どうやら契約魔族の方から事情を聞いたのだろうなろぁ~
そんな事を考えながら、ウィンティアの相手を始めています。
えっ?
それどころでは無いだろってか?
何を仰いますやら兎さん。
ウィンティアは何時であっても至上なのれす。
故に、譲れないのです。
男には譲れない時もある、そう言う言葉もありますよね。
今が正に、その時と言えるでしょう。
そうに違いないのです!
『そんな訳あるかぁぁぃっ!』
さいですかね?
んでな、入って来た親父殿とお袋様が話している間、ウィンティアと遊んでいた訳だが…
バレて2人に現在、尋問を受けておりましてな。
流石に黙んまりは通用しないわけでぇ…
召喚室の件をゲロりました。
いやね、幼子に口止めってど~よぉってな。
それにさぁ、絶対強者たるお袋様に隠し事が出来るとでも?
できるなら学院長、貴方がチャレンジしてみなはいな。
大体、この間、お袋様に蹂躙されたばかりっしょ。
自分に出来ない事を人に押し付けないで頂きたい。
その様に思う訳です。
「それで体に異変は無いのだな?」
親父殿が心配そうに確認をね。
いや、何度目だってばよぉ~
「だから大丈夫だって、寧ろ快調だから」
そう告げていると・・・
「アータは仕事へ良い加減に戻りなさいっ!」
お袋様から轟雷が降り注ぐぅっ!
親父様、親父様ぁっ、逃げて、逃げてぇ~
「いや、しかしだなぁ」
まだ渋るかぁっ。
真っ青な顔で脂汗ダラダラで耐えるのは流石だが…身の危険を感じるなら素直に従った方が良いと、そう思いますよ。
ま、結局は親父殿は仕事に戻りましたけどね。
えっ、俺?
その後は屋敷の敷地内にてお袋様、ウィンティアと共にピクニックを楽しみました。
優雅な一日となりましたよ。




