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ある日突然に0065

俺はティナ先生へて告げるよ。

テェ~ヘンだぁ、底辺だぁ、手変だぁ、ティナ先生だぁってね。

『ソナタは、それを言いたかっただけであろ?』

ふひひひひっサーせん。

いや、ウィンディーナお姉様、そんな冷たい雰囲気を纏わないで下さいな。

私が悪う御座いましたです、はい。

までは、真面目に、真面目にぃ…巫山戯ちゃダメ…です、よ、ねぇ。

ふぅ。

「実は大変な事が起りまして」

神妙に告げる。

けどティナ先生は、そんな俺を微笑ましそうに見て。

「あらあら。

 何か困った事が?」

穏やかに訊いて来る。

そうだよなぁ~

幼子が大変な事って告げても、普通は微笑ましい程度の事柄だと思うよなぁ~

けどさぁ、本当に重大事件なのですが…

困ったねぇ、こりゃ。

ええい、ままよ、わんざくれぇっ!

「実はですねぇ。

 召喚室が大変な事態に陥っているんですよ」

そうですよ。

ティナ先生が小首を傾げる。

うん、可愛いねぇ。

ってチゲェw

「召喚室がですか?

 でも、何故ガリル君が召喚室が大変だって分かるのです?」

不思議そうにな。

そら普通は召喚室へは授業以外では行かないかんな。

けど、今朝は用事があったとです。

ティナ先生が覚えて無い様なので、昨日の事を話す事に。

本当は召喚室が戻っていたら有耶無耶にする気満々だったのだけど…

最早不可能ですね、分かります。

「ティナ先生」

「はい」

「先生は昨日の召喚授業の事を、何処まで覚えています?」

そう尋ねたら、キョトンとした後…首を傾げ…腕を組み…頭を抱え…

絶望した様な顔に…

絶望先生なんですね、分かります。

「分からない…記憶が抜け落ちて…ますね。

 これって…

 ガリル君が言っている大変な事と関係がありますの?」

不安そうに。

俺は静かに頷く。

そして昨日からの一連の事態を説明して行く。

徐々に顔色が悪くなっていく先生。

いや、虐めている訳ではないよ?

その「虐めるぅ?」っう雰囲気は止めて下さいな。

嗜虐性は俺には無い筈だ…無い…ですよね?

そんでティナ先生は事態を理解すると直ぐに学院長へと連絡を。

学院長先生が文字通りに飛んで来た。

魔術を使い、空を飛行しての登場だ。

魔術を極めれば、術で空を飛ぶ事も出来るんですね。

ビックリです。

けどねぇ、スカートで空を飛ぶのはお薦めではありませんよ。

男子生徒や男子学生が騒いでいたからさぁ…

うん、眼福で得した気分なのでしょうか?

学院長にバレても知りませんよ、本当に。

そして文字通り飛んで来た学院長を伴い召喚室へとトンボ帰りと相成りました。

再び開かれる禁断の間。

そう、召喚室です。

そこを開けると別空間ってか。

お2人共、ポッカァ~ンっとして、お口開け開けアングリコ。

いや、虫入るぞぃ。

つか、女性がはしたないっす。

っから、そんな2人にはキャンディをばプレゼント。

お口へと放り込んであげます。

「んっ?

 んぐっ!」

なにか慌ててらっしゃるね。

お袋様特製のキャンディれす。

神界の甘味を使った、そのお味は、正に天に昇るほどの美味しさなのです。

十分に堪能してくらはい。

んで、キャンディ1つで復活した2人と共に召喚室へと進む。

俺が外へと出るのを驚いていた方々が、驚いた侭で出迎えて下さる。

って、あんるぇ~?

「どうしたんでぇぃ?」

須佐之男命様が出迎えて下さります。

なので尋ねてみた。

「いや、此方側に居た場合、彼方の世界は刹那も経たないって聞いたのですが…」

「まぁ、そうだな」

「ならば、彼方へ行って戻って来たら、此方の時はかなり進んでいる筈ですよね?

 なのに然程時間が立って無い様な…」

変だよね?

そう告げたらさぁ。

「だぁ~らぁ、入室時に本人の都合がよいアクセスになるってたろ。

 だからだよ。

 って、間違っても絡繰を俺へ訊くなむよ?

 俺は時の神では無いのでな、そんな事は知らんからな。

 っか、頭が痛くなる様な小難しい話は要らんから」

苦笑いして告げる、須佐之男命様であった。

そんな遣り取りの後、須佐之男命様が胡乱な目で俺の後ろを見る。

「んっで、ソヤツらは?」

顎で指しながらね。

いや、女性にそれはダメかと…

けど学院長もティナ先生も、須佐之男命様が高位存在と気付いている様だね。

困った様な顔で須佐之男命様を見ている。

なので俺が仲介ってね。

「此方は此処魔術学術院の学院長だよ。

 こっちは僕の担当教諭であるティナ先生ね。

 一応此処は魔術学術院の敷地なんだよね。

 そこを行き成り占拠している状態になってるからさぁ。

 だから学院長へ報告したと言う訳なんだ」

そう説明すると…

「なぁ~るほどなぁ。

 んでぇ、どうするね?

 此処は前の空間と重なってはいるが、神界、魔界、仙界、幻界のトップ陣の力にて構築された新世界だ。

 故に厳密に告げると魔術学術院の敷地では無い。

 そして4界勢力が容易く集結可能な地でもある訳だ。

 それを踏まえて、1つ考えてみちゃくんねぇ~か?」

その様な事をね。

っかさぁ、それってお願いじゃ無くて絶対に脅しだよね。

ダメじゃん。

んで結局は学院長が引く形でお暇を。

無論、俺も退室をば・・・

ぐぅうえぇっ。

何さらすぅ。

須佐之男命様に襟首を掴まれ首が絞まりやした。

何さらすぅ!

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