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ある日突然に0055

次に案内されたのは学び舎です。

今の時間帯は本来講義が行われている時間帯。

なので部屋では様々な講義が行われていた。

ムルフォイ氏も本来は受講している時間帯なのだが、大学院の学生会長たる彼に学院長より依頼がね。

成績優秀者であり大学院学生を纏める彼には様々な恩恵もあるが色々と雑務がな。

そんな1つとして俺の案内が廻って来たのだとか。

そんな彼に連れられて院内を廻る。

まずは中学院の生徒達が学ぶ場所からだな。

講義中の部屋を伺える廊下を闊歩する俺達。

無論、非常に目立ちます。

ガヤガヤと騒がしくなる講義室。

俺の事は講師達には知らされていたのだろう。

生徒達を叱責する声は聞えるが、俺達を誰何する声は掛からない。

聞える内容からすると語学が数種類、地理や生物学、算学なども。

無論、魔術に対する講義も複数な。

うん。

みんな知ってる内容だ。

魔術も習得した内容だね。

いや、そこのでは達して無いか…

次の高学院も知っている内容が大半だった。

魔術もだな。

ただエクスード爺ちゃんからマナの属性化を習ったけど…

うん、あれは高学院2年にて習う内容だったんだね。

って、爺ちゃん!

何を教えてんすかぁっ!

『それを容易く行うアンさんも大概やがな』

そ、そうかなぁ~

『別に褒めておらぬわえ』

えっ?違うの?テヘペロ。

まぁ、良いけどな。

『良いんでごわすか?』

良いんだよ、グリンだよぉ~

『意味が解らんなんし』

んでぇ…

なにか騒いでいるが置いといて、あの続きが高学2年から3年にて習う内容だった様だね。

此処から先は実体化し属性化したマナを放ったり、形状を変えて操ったりと…

うん、非常に攻撃的な扱いが可能になるとね。

いや、子供が簡単に扱って良い技術じゃねぇな、これ。

遊びで放ったら大惨事ってな。

笑えん。

『いや…

 普通は出来しぃひんさかいになっ!』

失敬なっ!

それじゃぁ、俺が普通じゃ無いみたいじゃないかっ!

『自覚なしであるかっ!?』

自覚って…

酷いなぁ、プンプゥ~ンっ。

こんな、かわゆい、かわゆいガリル君を捕まえてさぁ。

でもぉ…

ムルフォイ氏はナイスれす。

高学院3年生が術を練習で放つ場所にも案内して下せいやした。

御蔭で術の扱い方が分かるってぇもんだ。

こりゃ嬉しいねぇぃ。

そして、最後に遣って来ましたるは大学院なりぃっ。

此処では様々な属性を掛け合わせて新たな属性へと変革させたりな。

後は物質のマナへ干渉して別の物質に変える技術。

マナから物質を生成する技術。

マナをエネルギーとして稼動する器具の研究。

様々な事を学び研究している。

此処は日々情報が進歩し革新している場所。

此処で学んだ者で優秀な者が研究者となり魔術学術院城勤となる訳だ。

色々と見せて貰えて、非常に勉強となりやした。

そしてムルフォイ氏が、おんにゃの子達から熱い視線を浴び続けている事も分かりやした。

爆発しろっ!

ってもな。

野郎達からも別の意味で熱い視線を浴びていたな。

リア充撲滅委員会でも存在するのだろうか?

まぁ、たまに野郎から危険な視線も浴びていた様だ。

いや…

女性からも危ない視線が混ざってませんでしたか?

っか…

俺にも変な視線が絡んで来た様な…

ぞわっとしやしたぁぁぁっ!

思わずウィンディーナに淡い霧を発生させて貰い光を屈折させやしたよ、私は。

これにて背景を写し出し、俺の姿を見えない様にね。

これって近過ぎると効果が無いんだよねぇ。

けど離れると俺の姿を見失う事となります。

故にムルフォイ氏には気付かれておりません。

それ故、ムルフォイ氏は傍から見ると独り言を告げながら院内を練り歩いている様にね。

うん、可愛そうな人ですね。

そんな俺達が最後に辿り着いた場所が…

「僕が知る施設は此処が最後かな」

そう告げて連れて来られたのはコロッセオ。

うん、闘技場れすね。

何故に魔術学術院へコロッセオ?

「此処は大学院生が新たな術や技術を試す施設なんだよ」

ほぉっ。

「大学院生ともなると規模の大きな術を試したりするんだ。

 だから、生半可な施設では危険でね」

なるほど、成る程。

「そんな規模の術を試したり危険な実験を行う時に用いられる場所だね。

 まぁ、ガリル様には当分関係ない場所だろうけどね」

ま、普通は、そだろね。

う~ん…

ちと、試してみたい様なぁ…

『ダメでありんしよ』

そ、そかな。

『当たり前であるや』

『せやで。

 いらへん問題起こしなや』

ふぁ~い。

『じゃっどぉ~ん、ちと位は…』

そ、そだよね。

ノームルも、そう思うよね。

そんなん思ってたんだけど…

お袋様と学院長の姿が客席にね。

ちっ!

折角、コロッセオに立ってんのに勿体無い。

勿体無いお化けが出るぜっ。

けど…お袋様の折檻は堪忍れす。

仕方ないけど諦めるかぁ~

ほんでもってお袋様と合流です。

「ムルフォイ君、ご苦労様」

学院長がムルフォイ氏を労ってるな。

「いえ、トンでも御座いません。

 コレも義務ですので」

そう告げ恭しく礼をな。

実に出来た男ですな。

そして気立てが優しく素直みたいだね。

さっき、合コンの当て馬にする為に誘われて断りきれなかったみたい。

近付いて俺に気付いて一瞬たじろいだが、直ぐにムルフォイ氏を誘ってたね。

そら彼が居れば女の子も集まるだろーさ。

う~ん…

友人は選んだ方が良いですよ。

そんなん思いましたとさ。

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